古波藏契東京科学大学未来社会創成研究院准教授

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 92 発言)

正面から答える形になるか分かりませんが、先ほどの話とちょっと重複しながら、補足しながら話をしたいと思います。

先ほどの話の中で、成長ばかり追求してきたという話をして、もちろん成長は要らないという話ではなく、成長と沖縄振興がイコールになってしまわないようにということですね。先ほど本永参考人のお話を伺っていて、やはりこれは成長戦略なんですよね、成長戦略。でも、見ていくと、課題認識というのはかなり網羅的で、むしろ結構共有できる部分とかがたくさんある。だけれども、ではそれを展開していく段になると、成長戦略であるわけだから、必ずしも全てが解決されるようなシナリオというのは示されていない。

例えば、子供の貧困の話に触れていても、その後出てくるのはグローバルな人材育成の話で、その教育に誰もが平等にアクセスできるかどうかというのは、それは当たり前の話で、成長戦略なわけですから、らち外なわけですよね。ある種、北部、離島地域というのは、当然視野には入っているけれども、では、そこの均衡ある発展というのは、これは国土政策としては問題になるけれども、成長戦略としては当然入ってこないわけですよね。当たり前なわけで、これは。

なので、これを、出てきた成長戦略は成長戦略としてあるだろう、しかしながら沖縄振興をイコールと考えてしまうと恐らく問題があるだろうなと思っています。沖縄振興というのは、全体像としての中で、成長戦略はここであって、でも多分予算は無限ではないでしょうから。

僕の考えでは、先ほど申し上げたとおり、この八十年というのはちょっと成長に偏り過ぎていたというふうに考えているので、別の部分の振興というのは必要だろうということで、お金、経済的な価値と違うものというのを指標化して追求することも必要ではないかということで、ゲームチェンジの話をさせていただいた次第です。

前後のやりとり

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