石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2024年12月6日・第216回国会 参議院 予算委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 497 発言)

私、防衛庁長官を務めておりましたときに、たしかアメリカの国務長官がコンドリーサ・ライス博士でございました。防衛大臣室で随分と議論もいたしました。

で、核の傘という議論をしたときに、一体その傘ってどれぐらい大きいんですかねと、いつ差して、いつ差さないんですかねと、穴空いてないでしょうねというようなことについて、やはりきちんと認識を共有しなければ、傘があるから大丈夫だよねって言っても、いや、その傘ちっちゃかったですと、穴空いてましたと、いざというときに差してくれませんでしたということであれば、核の傘があるから大丈夫よということに余り説得力がないのだというお話をそのときいたしました。もう二十年も前のことでございます。

そういうことについて認識の共有を日本政府と合衆国政府同士でやりませんかというお話をいたしました。で、礼儀上、玄関まで、防衛省の玄関までお送りをしたのですが、すごく意外だったということ言われたこと、よく覚えております。それは彼女なりの感想であって、合衆国政府の感想ではなかったのかもしれません。そのときから今議員御指摘のような仕組みはできました。

じゃ、NATOにおける核共有というのはどういうものであるかというと、閣僚同士が、じゃない、首脳同士が年に二回だったかしら、閣僚同士が何か月かに一回、そして担当者同士が一か月何回みたいなことで、そういう検証がメカニズムとして常時行われているということを私どこかの本で読んだことがございます。その辺が本当にどうなっているのかということであって、今委員御指摘のそういうメカニズムを更に精緻にしていくということが、私は可能性としては検討できるのではないかと思っております。

これは総理としてこのように申し上げておりますが、当然、外務省、防衛省、あるいは国家安全保障局、そういうところで更に検討されることであって、ここでは断定的なことは申し上げませんが、今のところ私の認識を申し上げた次第でございます。

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