徳永エリ (立憲民主党)

2024年12月19日・第216回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 172 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 292 発言)

この委員会でも何度も申し上げているんですけど、特に中山間地なんですが、平均年齢がもう七十五歳ぐらいというところがたくさんあるんですね。集落営農組織なんかほとんどそうですから。

ですから、その若い人材をいかにして確保するかということもそうかもしれませんけれども、この御高齢で農業を営んでいる方々を、一日でも長く農業を続けてもらう、そのためにはどうしたらいいかということをしっかり考えていかなければいけないと思うんですね。中山間地向けのスマート機械の導入かもしれませんし、有害鳥獣被害対策をしっかり実効性のあるものにしていくとか、現場の声を聞いていただいて、とにかく高齢の方々が一日も長く農業を続けられる、そういうことをしっかりしていただきたいと思います。

昨日、衆議院の農林水産委員会で、我が国の農業従事者のうち八割が六十歳以上なんだと、アンバランスだと、若い世代の就農を支援して、このアンバランスを是正していくというお話があったようでありますけれども、是正する必要ないと思いますよ。私も一九六二年生まれですから、六十三です、来年。大臣とほとんど変わらない年齢ですけれども、元気ですから。六十歳になって就農したい、新規就農したいという方にはどんどんやってもらいたいと思いますし、そういうときにやっぱり支援があると相当助かると思うんですね。

新規就農者育成総合対策、これについては予算委員会でも、この年齢要件を引き上げた方がいいんじゃないかと、四十九歳から、そんな話もありましたけれども、これ見てみますと、就農準備資金、これ適切な研修を行っていない場合には交付停止になると。それから、研修の終了後一年以内に四十九歳以下で就農しなかった場合、あるいは就農後、交付期間の一・五倍、最低二年の期間、農業を継続しなかった場合と書いてあるんですけど、ここの要件をちょっと見直して、例えば五年は農業続けてくださいと、五十代、六十代からの就農かもしれませんけれども、五年続けていただけるんだったらしっかり支援しますよとか、そういったところも少し検討していただきたいなと思います。

先日、田名部委員と一緒にオホーツクの北見に行ってきました。農民連盟というところの農政学習会に講師で呼ばれて行ってきたんですけれども、そこで会った方、五十三歳の新規就農者だったんですね。東京で暮らしていたんだけれども、国民の食料を作る、そのことに貢献したいと、私はそう思って東京から移住して、畑作農家になりましたとおっしゃっておりました。

北海道、一年一作ですからリスクも大きいんですね。それでもやりたいという人たちをしっかり支援していくことが大事だと思いますので、是非とも御検討いただきたいということをお願い申し上げたいと思いますが、いかがでしょうか。

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