江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2024年12月19日・第216回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 144 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 292 発言)

まず、基幹的農業従事者の減少についてですけれども、もう何度も申し上げておりますが、そのトレンドは示されています、三十万人まで減ってしまうと。それを受け入れるつもりはないんで、基本的にですね、そうならないようにするにはどうしたらいいのかということを皆様と一緒に考えていきたいというふうに思っております。

それには、また話が長くなりますからもうしませんが、様々な政策を総動員しなければできませんし、農家の方々の意識改革も必要ですし、それから最終消費者の方々の意識改革も必要ですし、それにつながるまでのフードバリューチェーンに関わる全ての方々の意識の改革が必要になってくるので、大変な作業になるだろうと思っております。

水田政策は、語ると長いんでもう語りませんけれども、本当に難しいんですよ、もう本当に。昔は銀しゃりと言われていました。もう麦の入っていない御飯を食べることはぜいたくだと、まあ銀しゃりを食えるということは、何て俺は成功者なんだと言われる時代もあったんです、もう若いから分からないと思いますが、私の年は分かるんですよ。私のときもまだ麦飯だったですから、子供の頃食っていたのは。

そして、食料を国内で自給できるようになり、米について、できた途端に生産過剰になり、在庫がたまり、仕方がないからとんでもなく厳しいペナルティーをかませる、いわゆる悪名高い生産調整の時代に突入していくわけでありますけれども。

その流れの中で、いよいよ水活もいろいろな議論があって、水活も水田政策の枠の中ですから、水田であるということを前提にするがゆえに大変な苦労をしたという部分はあるんですけれども、これについて様々な御指摘をいただきました。作付けに間に合うように早く方針を出せと。しかし、いいかげんなものを出して混乱を招くことも適切ではありませんので、批判に耐えられるものをやっぱり出したいと思うんですよ。批判がないとは思いません。しかし、たたき台としてですね、たたき台としてふさわしいというぐらいの骨格は示さないと、何だ、こんないいかげんなものを出しやがってということになったら困りますので、少し時間を掛けさせていただいておりますが。

私も、正直、大臣にさせていただいて、私の地元に日帰りで一回帰っただけです。もうずうっと働いています、ずうっとですね、一日も休むことなく。もうそういう状況なので、なかなか政策の議論ができない時間もありますが、職員のみんなには申し訳ないけど、夜も残ってもらって、この水田政策については省内、若手も含めて議論をさせていただいています。

最初のうちは、局長の後ろに座っている若手は、言いたそうな顔をしているんですよ、何か。やっぱり、局長をまたいで発言するというのはなかなか、役所の決まり事はないので、そういうのを目ざとく見付けて、君、何か言いたそうな顔しているけど、何か言うことあるんじゃないのと言って言わせるようにしています。それをやっているうちに、大分積極的に向こうからサインを出す人も増えてきましたので、しっかりとした議論をした上でお示しをさせていただきたいと思っております。

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