沖縄の風の高良鉄美でございます。今日は両大臣に初めて質問ということになりますので、よろしくお願いします。
岩屋外務大臣は、所信挨拶で、ウクライナを訪問し、日本はウクライナと共にあるとの変わらぬ姿勢を伝えましたと述べられました。
私は、ロシアによるウクライナへの武力行使には憤りを覚え、断固抗議をしましたが、この侵攻直後に行われた参議院本会議の決議では私は棄権をしました。その理由は、決議案のウクライナと共にあるという文言に違和感があったからです。あらゆる紛争解決に武力を行使しないと誓った憲法を持つ日本が、欧米とは違う立場で独自にロシア、ウクライナに平和的解決を求める積極的な外交を行うべきだと考えていました。日本は、仲介役になるどころか、ロシアに制裁を科し、対ロ外交はほとんどできていない状況です。
一方で、ロシアのウクライナ侵攻を口実に、脅威をあおって日米軍事同盟の強化を正当化し、基地負担に苦しむ沖縄県民に更なる負担を押し付けるツールとしてウクライナ侵攻を使っているのではないかとさえ思ってしまいます。先ほどの、沖縄へのいろいろなミサイル配備とか、そういったものは大きな大きな負担であり、沖縄のふるさとがなくなり、文化がなくなり、歴史がなくなるというせっぱ詰まった問題であるということを伝えておきたいと思います。
質問に入ります。まず、法の支配について伺います。
私は長年、憲法や行政法を研究してきたので、委員会では人権、民主主義、とりわけこの法の支配を基軸に質問してきました。これまで、初めて対峙する大臣には法の支配に対する御認識も伺っています。今回の所信では岩屋大臣は法の支配に言及されていませんが、岩屋大臣と中谷大臣のこの法の支配に対する御認識をそれぞれ伺いたいと思います。
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中谷元(自民)防衛大臣
今、真摯に国民の皆様方に真実を語っているわけでございます。現在、我が国は専守防衛を堅持しながら一貫して平和国家として歩んでまいりました。これは、平成二十七年の平和安全法制の成立後も当然変わらないものであります。その上で、今ロシアによるウクライナの侵略が示すように、国際社会は深刻な挑戦を受け、我が国を取り巻く安全保障環境は戦後最も複雑であると評価をしております。
こうした中で国民の命や暮らしを守り抜くという政府の最も重大な責務を果たすために、令和四年十二月、国家安全保障戦略等を策定をいたしました。この戦略に示すように、我が国としては、まず優先すべきは積極…
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岩屋毅(自民)外務大臣
ただいま防衛大臣が答弁されたとおりでございますが、現在の国家安全保障戦略では、我が国の安全保障に関わる総合的な国力の主な要素の一つとして、まず外交力を掲げているところでございます。
我が国の長年にわたる国際社会の平和と安定、繁栄のための外交活動や経済活動の蓄積を通じまして、危機を未然に防ぎ、平和で安定した国際環境を能動的に創出するために力強い外交を展開していくこととしております。この方針にのっとって、しっかりと外交を進めてまいりたいと考えております。
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伊波洋一政府参考人など
戦争は一発のミサイルで始まります。そのミサイルを今全国に配備しようとしているのが安保三文書です。そして、先島を戦場に備えるような形でやろうとしているのが、まさに今の住民避難なんですね。
そういう意味では、一発で始まる戦争と比べて外交は本当に粘り強くやらなきゃいけません。その外交に粘りを、外交が粘り強くやるための時間がないんですよ。
二〇二七年、その時間は来ると思います。というのは、そのとき日本はまさにミサイルを向けていますから。そのときまで本当に待つことができるのか、そのとき一体何が起こるのかというのは、誰も分からないんです。だから、今の計画はまさに…
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- (上の発言)
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高良鉄美政府参考人など
沖縄の風の高良鉄美でございます。今日は両大臣に初めて質問ということになりますので、よろしくお願いします。
岩屋外務大臣は、所信挨拶で、ウクライナを訪問し、日本はウクライナと共にあるとの変わらぬ姿勢を伝えましたと述べられました。
私は、ロシアによるウクライナへの武力行使には憤りを覚え、断固抗議をしましたが、この侵攻直後に行われた参議院本会議の決議では私は棄権をしました。その理由は、決議案のウクライナと共にあるという文言に違和感があったからです。あらゆる紛争解決に武力を行使しないと誓った憲法を持つ日本が、欧米とは違う立場で独自にロシア、ウクライナに平和的解決を求める積極的な外交を行うべきだと考えていました。日本は、仲介役になるどころか、ロシアに制裁を科し、対ロ外交はほとんどできていない状況です。
一方で、ロシアのウクライナ侵攻を口実に、脅威をあおって日米軍事同盟の強化を正当化し、基地負担に苦しむ沖縄県民に更なる負担を押し付けるツールとしてウクライナ侵攻を使っているのではないかとさえ思ってしまいます。先ほどの、沖縄へのいろいろなミサイル配備とか、そういったものは大きな大きな負担であり、沖縄のふるさとがなくなり、文化がなくなり、歴史がなくなるというせっぱ詰まった問題であるということを伝えておきたいと思います。
質問に入ります。まず、法の支配について伺います。
私は長年、憲法や行政法を研究してきたので、委員会では人権、民主主義、とりわけこの法の支配を基軸に質問してきました。これまで、初めて対峙する大臣には法の支配に対する御認識も伺っています。今回の所信では岩屋大臣は法の支配に言及されていませんが、岩屋大臣と中谷大臣のこの法の支配に対する御認識をそれぞれ伺いたいと思います。
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岩屋毅(自民)外務大臣
所信で法の支配という言葉が抜けていたことは申し訳なかったと思っておりますが、そもそも法の支配というのはもう大前提だというふうに考えております。
昨今のウクライナ侵略、あるいは東アジアの厳しく複雑な安全保障環境、あちこちに紛争が飛び火をしておりますけれども、これはやっぱり法の支配が脆弱である、貫徹をしていないということによって平和と安全が脅かされているということだと考えております。その意味で、国際法の誠実な遵守、法の支配はますます重要性を増してきているというふうに考えております。
法の支配は、友好的で平等な国家間関係から成る国際秩序の基盤でございます。…
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中谷元(自民)防衛大臣
法治国家という言葉がありますけれども、まさに秩序を維持する、堅持をする、この法の支配、これがないと不法地帯となって秩序なき混乱の世界になってしまうわけでございます。
したがいまして、法の支配とは、やはり人権の保障、そして恣意的な権力の抑制、これを趣旨として、全ての権力に対する法の優勢を、優越を認める考え方でございます。
その上で、これまで政府としては、憲法の最高法規性の観念、権力によって侵されない個人の人権、法の内容や手続の公正を要求する適正手続、そして権力の恣意的行使をコントロールする裁判所の役割に対する尊重などが法の支配の内容として重要である旨答…
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高良鉄美政府参考人など
今お二人の大臣から、ちょっとずれているところもあるかなと思ったりしましたけれども、実は、人権保障が結局目的なんですよね。やっぱり人権保障というのを考えますと、この法の支配という中身が、国際社会であろうと日本国内であろうと、同じく人権保障のために国家権力の抑制をしていくということですよね。だから、国際的にも、外交、防衛においても、やっぱり根幹に置くべき、据えるべき概念です。
やっぱり、この中には、独善的なものあるいは専断的な国家権力の支配というのは除くと。これを拘束することによって国民の権利、自由を擁護するという原理ですので、これ考えますと、沖縄の現状っ…
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