平将明 (自由民主党)デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(規制改革)

2024年12月18日・第216回国会 衆議院 地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 159 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

御質問ありがとうございます。

データ・ドリブン・エコノミーにシフトして、データの自由な流通というのはすごい重要で、日本は物づくりにこだわってきた、これは正しいんですが、その最終製品でもうけるんじゃなくて、この最終製品自体がIoT端末化して情報を吸い上げて、ビッグデータ、AI、また例えば車であれば自動走行のアルゴリズムが改変されてまた自動車に戻っていく、このエコシステムになっています。

日本が遅れたのはそこだというふうに思っています。だから、いい車を造るところまではできているけれども、それをIoT端末化してまさにデータ・ドリブン・エコノミーのところの付加価値を生み出すというところが遅れている。

そういった中で、問題意識は、例えば今のはセンサーのデータですけれども、個人情報も含めて、GAFAMはそこで利益を出しているわけですけれども、ヨーロッパはGDPRといって個人情報を物すごく保護するというかっちりとした法律を作り、アメリカはGAFAM、ビッグテックがいるのでデファクトスタンダードで走っている。

一方、中国は、ある意味緩くて、いろいろな情報を組み合わせて、しかも母数が大きいですから、そこからアウトカム、その成果を出すということで、これは実は中国が一番向いているんですよ。そういった中で、ヨーロッパとアメリカが別々のルールではいけないということで、安倍総理がDFFT、ウィズ・トラストでデータの自由な流通と言い始めた。だから、これは極めて重要なコンセプトだと思います。

そんな中で、前デジタル大臣の河野大臣が、G7で、DFFTを進める国際的枠組み、インスティテューショナル・アレンジメント・フォー・パートナーシップ、IAPをつくって、今これを主導しているところであります。先ほど言ったGDPRとアメリカ、日本がいるので、ここでまさにG7でしっかりこれを共有する仕組みをつくって、さらには、ASEANなどの新興国においても普及していくということを今着実に進めているところでありますので、これを更に加速していきたいと思います。

更に言うと、データについては先ほども言ったんですが、個人情報を守るとか、GDPRの十分性のところの法律はちゃんと作ったんだけれども、データ利活用の仕組みとか国家ビジョンとか法律が足りないので、これはデジタル行財政担当大臣として、来年の半ばを目途に国家としての戦略をまとめていきたいと思っております。

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