二〇二三年の十月に、各務原市からも防衛大臣への要望書、土壌調査をするようにという要望書が検討されて、私も実はそのコピーを拝見しました。結果的にはそれが出されていないと聞いておりますが、市民の声を何よりも重視するということであれば、この徹底した土壌調査について是非考えていただきたいですし、私もこの視点で今後も質問、要望をしてまいりたいと思います。
では、次に行きます。
このPFAS、有機フッ素化合物の子供への影響というのは、まだ具体的に解明されていないんですね。化学物質の汚染というのは、胎児、乳幼児、児童、成長期の子供たちの体に大きな影響を与えます。胎児は胎盤から、乳幼児は母乳からダイレクトに代謝物が移行して、最も体に影響を受けやすいんです。原因と結果の因果関係が完全に確立されていない不確実性があったとしても考慮すべきという予防原則の観点で、暴露を極力下げるように取り組む、これは世界の常識です。
お伺いします。
親の体内に蓄積したPFASが子供の健康に与える影響が大きい。水一リットル当たり五十ナノグラム、これが、血液に入ると一ミリリットル当たり二十ナノグラム、つまり千倍に濃縮されると言われています。したがって、アメリカのFDA、食品医薬品局は、血中で一ミリリットル当たり二十ナノグラムを超えるとがんや腎臓障害、健康被害があるとしているんです。胎児には胎盤からPFASがダイレクトに入っていく、乳児には母乳から入っていくことも懸念されます。これが高濃度であれば、胎児の体重から考えると影響は甚大です。
不安を持っている方々の血液検査など、健康に影響がないかという、このような調査、検査、これも国が責任を持って行うべきだと考えますが、いかがでしょうか。
114
金子容三(自民)防衛大臣政務官
お答えいたします。
日本国内におきまして、PFOS等はこれまでも様々な用途に使用されてきたというふうに承知をしております。現時点におきまして、岐阜基地周辺におけるPFOS等の検出と自衛隊との因果関係につきまして、確たることを申し上げるのは困難でございます。
その上で、防衛省としては、各務原市の要望を踏まえ、基地内の井戸の水質調査等の取組を行ってきたところでございます。また、土壌調査については、関係省庁において土壌中のPFOS等の挙動に関する科学的知見の集積などに努めているものと承知をしております。
いずれにしましても、防衛省としては、こうした動向を…
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阪口直人(れいわ)
因果関係が分からないからこそ調査するんじゃないでしょうか。住民の方々は本当に不安を感じています。したがって、これは本当に国の責任として土壌調査をやっていただきたいんです。そこにある水質調査だけでは十分ではないと考えますが、いかがでしょうか。
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116嶺嶺康晴防衛装備庁プロジェクト管理部長
お答えいたします。
土壌調査につきましては、現状、関係省庁においてPFOS等の挙動に関する科学的知見の集積などに努めている段階だというふうに考えております。そういうところでございますので、今後とも関係省庁や関係自治体と連携しまして適切に対応していきたいというふうに考えております。
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- (上の発言)
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阪口直人(れいわ)
二〇二三年の十月に、各務原市からも防衛大臣への要望書、土壌調査をするようにという要望書が検討されて、私も実はそのコピーを拝見しました。結果的にはそれが出されていないと聞いておりますが、市民の声を何よりも重視するということであれば、この徹底した土壌調査について是非考えていただきたいですし、私もこの視点で今後も質問、要望をしてまいりたいと思います。
では、次に行きます。
このPFAS、有機フッ素化合物の子供への影響というのは、まだ具体的に解明されていないんですね。化学物質の汚染というのは、胎児、乳幼児、児童、成長期の子供たちの体に大きな影響を与えます。胎児は胎盤から、乳幼児は母乳からダイレクトに代謝物が移行して、最も体に影響を受けやすいんです。原因と結果の因果関係が完全に確立されていない不確実性があったとしても考慮すべきという予防原則の観点で、暴露を極力下げるように取り組む、これは世界の常識です。
お伺いします。
親の体内に蓄積したPFASが子供の健康に与える影響が大きい。水一リットル当たり五十ナノグラム、これが、血液に入ると一ミリリットル当たり二十ナノグラム、つまり千倍に濃縮されると言われています。したがって、アメリカのFDA、食品医薬品局は、血中で一ミリリットル当たり二十ナノグラムを超えるとがんや腎臓障害、健康被害があるとしているんです。胎児には胎盤からPFASがダイレクトに入っていく、乳児には母乳から入っていくことも懸念されます。これが高濃度であれば、胎児の体重から考えると影響は甚大です。
不安を持っている方々の血液検査など、健康に影響がないかという、このような調査、検査、これも国が責任を持って行うべきだと考えますが、いかがでしょうか。
118伯伯野春彦環境省大臣官房審議官
お答えいたします。
有機フッ素化合物PFASに対する不安については、真摯に受け止める必要があると考えております。
現時点においては、妊婦の血中PFAS濃度と子供の健康影響との関連を評価するための科学的知見は十分ではないと承知いたしております。
環境省としては、引き続き、PFASに関する国内外の知見を収集するとともに、化学物質の暴露等の環境要因と健康影響との関連について明らかにすることを目的として、二〇一〇年度から、全国約十万組の親子を対象とした子どもの健康と環境に関する全国調査、いわゆるエコチル調査などの調査や研究を推進してまいりたいというふうに考…
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阪口直人(れいわ)
これは世界的に見てもまだ因果関係が十分に解明されていないということですが、解明に力を入れていただきたいと同時に、不安を持っている方々に対してはダイレクトに検査をする、こういう姿勢で臨んでいただきたいと思います。
また、三つ目の質問ですが、環境省は、体重五十キログラムの人が水を一生涯にわたって毎日二リットルずつ飲んだとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じない、一リットル当たり五十ナノグラム以下であれば大丈夫だということで暫定目標値を設定しています。これは大人の体重で考えているんですが、体重の少ない子供もこの目標値でいいのか。
もう一つは、…
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120伯伯野春彦環境省大臣官房審議官
お答えいたします。
米国が、二〇二九年から適用される飲料水中のPFASに関する基準として、PFOS、PFOAの規制値をそれぞれ四ナノグラム・パー・リットルと設定したことは承知いたしております。
我が国では、水道におけるPFOS及びPFOAについて、令和二年四月に水質管理目標設定項目に位置づけまして、当時の科学的知見に基づきまして、それらの合算値で五十ナノグラム・パー・リットル以下という暫定目標値を設定いたしております。この設定に当たりましては、WHO等が飲料水の水質基準設定に当たって広く採用している方法を基本としまして、平均体重を五十キログラムとして…
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