江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2024年12月18日・第216回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 203 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 265 発言)

いろいろお話を伺いました。

カミチクさんですか。私もよく知っています。非常に、こういったやはりマーケットインという考え方は今の農業には大変必要なので、こういったことを取り入れているという経営感覚には脱帽するところであります。

和牛の霜降り信仰があるかというお話ですが、まあ、それはあるんでしょう。だけれども、私、この間ブラックフライデーがありました。ブラックフライデーのときに、いろいろな量販店が今だけ和牛の霜降り肉を格安で売るというセールをやったら、飛ぶように売れていましたね。

ですから、確かに高齢化も進んでいる。私も正直言って、地元の山崎さんという肉屋さんに行くんですけれども、一番サシの入っているやつは買いません。ちょっとサシの抑えたやつの方が量を食べられるので。

しかし、やはり、もうちょっと可処分所得が多くて、所得が多ければ、霜降りを買いたいというニーズは私は間違いなくあるんだと思いますよ。だから、霜降りはもうつくらない方がいいということは若干乱暴だなと思います。ただ、消費の多様性は確実に起こっている、確実にですね。

私が覚えているのは、私が前回大臣になったとき、坂本哲志代議士から電話があって、赤牛がもうどうにもならぬ、全然売れぬ、助けてくれと。もう内容は言いませんが、少し赤牛のお助けになるような施策をやりました。ところが、今、赤牛は飛ぶように売れていますから、ほんの四年前の話ですよ。たった四年でこんなに嗜好が変わるのか、消費者の方々の嗜好の変化は激しいなと思います。

平成の三年に輸入自由化をいたしました。そのときに、輸入牛肉が入ってきて、やはり差別化をしなきゃいけなかったんですよ、生産者は、どうしても。和牛と輸入牛肉は違うよということをはっきり示すためには、やはり改良をして、サシを入れて、手間をかけて、我々だけにしかつくれない牛肉をつくろうということででき上がった、サシの入った、宮崎はAの4等級以上、今おっしゃったとおりですよ。そうやって努力をしたわけですから、このA4等級以上の牛も売れる努力をしなきゃいけない。

しかし、その一方で、この間の全共でも、うまみ成分を基準にして賞を上げましたよね。一緒に行ったじゃないですか。ですから、うまみ成分、オレイン酸ですね、これに着目した飼育も大事だし、じゃ、そういうことであれば、これは経営の感覚の問題ですけれども、二十か月飼育する必要が本当にあるのか。例えば、私、オーストラリアへ行ったことがありますけれども、十五か月ぐらいで出していました。ですから、どこまで餌をやったら、損益分岐点がどこにあるのか。餌をかけた分の飼育日数と人件費と掛けて、どこで出して幾らの値段で売れたらどういう損益が出るのかということも、経営でやはり考える必要があるんだろうと思います。

様々、環境の変化に応えて和牛の生産も考えていく必要があるんだろうというふうに思っています。

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