青木健至防衛省人事教育局長

2024年12月12日・第216回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 76 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

お答え申し上げます。

まず、海上自衛隊における潜水手当不正受給事案につきましては、潜水艦救難艦「ちはや」及び「ちよだ」に所属する隊員が潜水訓練の実績を偽り潜水手当を不正に受給していたほか、潜水員の勤務状況を管理する立場にある隊員や監督する立場にある隊員による事務手続の確認が不十分であったことが判明したものです。

本事案につきましては、当事者による遵法精神及び倫理観の著しい欠如並びに自衛隊の使命の自覚や厳正な規律の保持といった基本的な心構えができていなかったことが要因と考えております。

再発防止に向けた取組については、コンプライアンス教育や潜水手当支給に係る関連規則等の教育、不必要な計画外訓練の禁止などを徹底しております。また、潜水記録の客観性を確保するため、例えば、減圧室内の圧力等を表示、記録するシステムを使用しまして定期的にその記録と潜水記録を照合することなども含め、可能なものから速やかに実施しているところです。

また、不正喫食事案につきましては、厚木航空基地隊の給食業務に従事する隊員が、基地内の食堂におきまして、食事の無料支給対象者でないにもかかわらず食事代金を支払わずに不正に喫食していたほか、これを監督すべき隊員が、部下隊員の不正喫食を認識しながらこれを看過するとともに、自らも食事代金を支払わずに不正に喫食したことが判明したものです。

本事案につきましても、個人の遵法精神の著しい欠如によるものと考えております。再発防止に関する教育、啓発を図ることにより隊員の遵法精神に対する意識の更なる向上を図り、一層の服務規律の確保に努めているところです。

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