振興策としては側面的なものでありまして、そういう意味では、本当に、自然史博物館を通して科学技術あるいは自然への理解を深めるものになると、こういう意味でお話をさせていただいております。
科学技術活性化法改正案について伺います。
本法案は、GSC構想の運営法人として、先端技術研究活用推進機構を創設するものです。スタートアップエコシステムの形成やディープテックの社会実装などは、言葉としては大変耳当たりがいいんですけれども、そもそもGSC構想が成立する見込みがあるのか、大いに疑問です。
政府の概要資料では、ハイリスクだがインパクトの大きい科学技術の研究開発を支援するため、ディープテック分野の事業化と実績を有するグローバルチームを組成し、DARPAのプログラムマネジャーに相当するベンチャーディレクターに責任と権限をある程度集中させることを想定しています。
つまり、目利きとして知見を有するベンチャーディレクターを海外から招聘し、研究テーマの設定や、研究段階からマーケットフィードバックなど、ディープテックを評価してもらおうという構想です。
しかし、ベンチャーとディープテックは余り相性が良くないのではないでしょうか。ベンチャーは、通常三から五年で製品化やリターンが期待できるような技術の社会実装の可能性を見極める知見に優れています。一方、ディープテックとは、結果が出るまでに十年から二十年、あるいはそれ以上掛かるような技術です。これを短期に技術として成立し得るかどうかを見極める目利きとして、ベンチャーが評価することができるのでしょうか。両者の間には構造的なミスマッチがあると言わざるを得ません。
政府は、このような構造的ミスマッチを認識していますか。目利きの選定などにおいてどのような配慮をされるのでしょうか。
186生生田知子文部科学省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
一般に博物館の設置には様々な形態がございますが、文部科学省として、学術の研究の推進という観点からお答え申し上げます。
お尋ねの構想のような大きな学術研究のプロジェクトについては、研究者や関係する学術関係機関が主体となって戦略的、計画的に推進いただくことが必要と考えています。御指摘の構想につきましても、関係する研究者等において事業の内容や規模などの妥当性等について学術コミュニティーのコンセンサスの形成を進めていただく必要があり、文部科学省としても、そうした議論を踏まえつつ、学術研究の推進の観点から適宜相談に応じてまいりたいと考えて…
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187
伊波洋一政府参考人など
沖縄は、日本の中で特に生物多様性が高いと言われる地域であり、アジアの主要研究機関にも近く、研究ネットワークのハブとなり得る地理的優位性もあります。県民、経済、自民党会派も含む各党派の、超党派の地方議員の皆さん、沖縄県を挙げて、国立自然史博物館の設立を沖縄振興策として位置付け、政府の骨太方針に盛り込むよう求めています。
大臣の御見解をお聞かせください。
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188
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
申し訳ないんですけれども、沖縄振興、所管外でございまして、お尋ねのような構想を沖縄振興策として位置付けることの評価については、お答えを差し控えさせていただきます。
一般に、大きな学術研究のプロジェクトについては、研究者や関係する学術関係機関が主体となって戦略的、計画的に推進いただくことが必要と承知しているところでございまして、必要に応じて文科省に御相談をいただけましたらと思います。
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- (上の発言)
189
伊波洋一政府参考人など
振興策としては側面的なものでありまして、そういう意味では、本当に、自然史博物館を通して科学技術あるいは自然への理解を深めるものになると、こういう意味でお話をさせていただいております。
科学技術活性化法改正案について伺います。
本法案は、GSC構想の運営法人として、先端技術研究活用推進機構を創設するものです。スタートアップエコシステムの形成やディープテックの社会実装などは、言葉としては大変耳当たりがいいんですけれども、そもそもGSC構想が成立する見込みがあるのか、大いに疑問です。
政府の概要資料では、ハイリスクだがインパクトの大きい科学技術の研究開発を支援するため、ディープテック分野の事業化と実績を有するグローバルチームを組成し、DARPAのプログラムマネジャーに相当するベンチャーディレクターに責任と権限をある程度集中させることを想定しています。
つまり、目利きとして知見を有するベンチャーディレクターを海外から招聘し、研究テーマの設定や、研究段階からマーケットフィードバックなど、ディープテックを評価してもらおうという構想です。
しかし、ベンチャーとディープテックは余り相性が良くないのではないでしょうか。ベンチャーは、通常三から五年で製品化やリターンが期待できるような技術の社会実装の可能性を見極める知見に優れています。一方、ディープテックとは、結果が出るまでに十年から二十年、あるいはそれ以上掛かるような技術です。これを短期に技術として成立し得るかどうかを見極める目利きとして、ベンチャーが評価することができるのでしょうか。両者の間には構造的なミスマッチがあると言わざるを得ません。
政府は、このような構造的ミスマッチを認識していますか。目利きの選定などにおいてどのような配慮をされるのでしょうか。
190木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答え申し上げます。
ディープテック分野は、研究成果の創出や事業化までに長期間を要するからこそ、この研究開発の過程において適切にマイルストーンを設定して、進捗や成果の見通しを段階的に評価する仕組み、これが不可欠だと考えております。
こうした観点から、先ほど御指摘がございましたベンチャーディレクターでございます研究開発と事業化の経験を有する者がプロジェクトの評価を担って、有望なプロジェクトへの資源集中、あるいは見通しの立たないプロジェクトの見直しを機動的に行うことが可能となると私ども考えておりまして、長期的な視点に基づく研究開発と適切な評価管理、適切な…
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191
伊波洋一政府参考人など
政府は、この目利きとしてのベンチャーディレクターについて、米国防総省国防高等研究計画局、DARPAのプログラムマネジャーをモデルにしようとしています。
しかし、DARPAがこの分野での成功モデルとされるのは、米国防総省・米軍が、最終的にはDARPAのシステムから創出される技術を外部からの評価を考慮することなく買い取って、国家機密として囲い込むことにより、一応の社会実装が完結するからです。DARPAのPMというシステムが優れているというよりは、米軍という最後の買手、アンカークライアントが巨大な財布と社会実装を引き受けるからこそ、DARPAが成功していると…
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192木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答え申し上げます。
御承知のとおり、DARPAは安全保障の目的に特化した機関でございます。出口といたしましても、国防総省、米軍という明確なものがあるというふうな点において、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想とは目的そして性格が異なるというふうに認識をしております。
具体的には、GSC構想は、経済的、社会的インパクトのある研究成果の創出、事業化を通じて我が国のイノベーションエコシステムの形成を目指すものでございまして、技術の出口としてスタートアップの創出、そして既存企業との連携を通じた事業化を想定しております。
この事業化に向けての段階、必…
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