古田裕志文部科学省大臣官房審議官

2026年4月22日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 52 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

お答えいたします。

委員の御指摘のとおり、国の基幹ロケットであります大型のH3ロケット、小型のイプシロンロケットが共に打ち上げられていないことについては大変重く受け止めております。

H3ロケット八号機の打ち上げ失敗に係る原因究明につきましては、これまで文部科学省の有識者会議において、JAXAから、衛星搭載アダプターの破損が主原因である、主要因である可能性が極めて高いとの評価と打ち上げ再開に向けた対策案が報告され、昨日、中間報告書を取りまとめたところでございます。

今後、H3ロケット打ち上げ再開に向けては、更なる検証試験や対策の徹底、種子島への輸送等を含めた準備に万全を期すこと、さらには今後の打ち上げに向けて着実に信頼性向上を図ることが重要であると考えております。

一方、イプシロンロケットにつきましては、近年高まりを見せる小型衛星の打ち上げ需要に応え、早期の打ち上げ再開につなげるための方策として飛行実績のあるロケットの第二段機体を適用した開発を行うこととし、本年二月の宇宙開発利用部会において計画の見直しが妥当であると確認されたところでございます。

また、打ち上げ能力の強化を目的として新たに開発中のロケットの第二段機体については、地上燃焼試験における燃焼異常の原因調査及び対策の検討が進められておりまして、引き続きしっかりと開発を進めてまいります。

文部科学省としましては、基幹ロケットの開発と打ち上げを着実に進められるよう、必要な支援を行ってまいります。

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