風木淳内閣府宇宙開発戦略推進事務局長

2026年4月22日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 27 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

現状、宇宙活動の許可に当たって、ロケットの打ち上げ施設周辺の住民、船舶、航空機等の公共の安全を確保するために、打ち上げ施設の周辺の陸上、海上及び上空に警戒区域を定めることとともに、推薬等の取扱いに係る安全対策を求めておりますが、こうしたことについて、内閣府においては、打ち上げ事業者が取るべき事項を明確化いたしまして、審査基準やガイドラインを定め、ホームページにも公表しております。

その際、航空局でありますとか海上保安庁、地方自治体、漁業協同組合等々、個別の調整についても関係法令に基づく手続を適切に実施することを求めつつ、内閣府としては、これらの重複を避けた審査基準を設けて、これを公表し、透明性の確保と効率化を図っております。

それから、加えて、打ち上げ事業者には申請の検討段階から内閣府との事前調整を推奨しております。事業者から相談があれば必要に応じて関係省庁と意思疎通を図るなど、手続に係る事業負担の軽減に努めております。

標準処理期間についてございました。行政手続法に定めがございまして、六か月以内というようなところ、形態によって異なりますが、こうしたことも、例えば一号機でありますと時間が掛かりますので、そういうことも事前相談の中でしっかり対応してまいってきた、それから今後もそうしていきたいと考えております。

それから、米国の事例、御紹介がありました。最近、米国においても、ロケットの打ち上げの許可は連邦航空局、FAAというのがあります。それから、電波の許可は連邦通信委員会、FCC、それからリモートセンシングの許可は商務省など、それぞれ所管分かれていまして、現在、申請者の利便性の向上を検討していると我々も承知しております。同じ規制当局として承知しておりまして、我が国においてもワンストップ化を図るという議論がございましたが、関係法令の手続は専門的知見を有する各機関での実施が効率的だという面もございますので、そうしたところで関係省庁と連携の下で効率的に実施してまいりたいと考えております。

同時に、内閣府は政府全体の司令塔なので、ロケットの打ち上げの高頻度化を目指して、手続の簡素化など不断の改善を図ってまいりたいと考えております。

さらに、日本成長戦略会議においては官民投資ロードマップございます。この策定の中に、規制改革等の推進を含む取組を検討しております。関係省庁と連携して必要な取組を進めてまいりたいと考えております。

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