岩本麻奈 (参政党)

2026年4月1日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 73 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 105 発言)

参政党で医師の岩本麻奈です。

年初にラスベガスのCES、そして先々週は医療DXのエキスポであるKIMES、韓国まで行ってまいりました。視察しました。ここ数年、毎年訪れております。それぞれの国のDXやAI関連の業者と、経営者とも意見交換しましたが、非常に強く感じたのは、日本はデジタル分野で、もう言い方があれですが、二十年ぐらいは遅れていると思っております。

このデジタルは、利便性だけの話ではなく、国家基盤そのものであり、企業任せでは何も始まらないと思っております。国家としての覚悟がなければ変わらないと感じておりまして、先ほどからガバメントクラウドについて、またAIについても複数の議論がございましたが、その前提となる構造について今回伺いたいと思います。

本来、標準化とクラウド化はコスト削減のための政策だったはずです。実際、ガバメント実行計画では、令和八年度までに三割削減を目指すとされておりました。しかし、予算委員会で我が党の安達委員の質疑で、現実にはまだこの三割の実現が達成されていないことが分かる。それどころか、実際にデジタル庁の資料、中核市市長会の調査として、平均約二・三倍、最大約五・七倍と運用経費が増加しております。政策目的と現実が明確に逆転していると思います。

その理由としまして、二重運用、最適化不足、競争不全などがあり、最近になっては非機能要件、これが見直しが進んでいると聞いております。本来この辺りは最初に設計すべきだったものだと思われます。これは十分な標準化や要件設計を先に行わないまま移行と実装を急いだ結果、後から調整が重なり、かえって全体を複雑化させているのではないかと考えております。単なる現場の混乱というのではなく、順番を誤った設計の問題、本来であれば、移行を急ぐ前に、標準化、要件設計、そして調達、競争環境の設備を先に整うべきであったと私は思っております。

そこで、大臣に見解をお伺いします。

自治体のガバメントクラウド移行後の運用経費について当初の削減見通しがかなり甘かったのではないかと思うのですが、今の増加は一時的なものなのでしょうか、それとも当初設計に課題があったのか、その辺の認識と対応についてお伺いします。

前後のやりとり

69の発言を見る

77の発言を見る