鳥井陽一消防庁審議官

2026年5月8日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 6 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

お答えいたします。

昨年八月に、御指摘のとおり、大船渡市林野火災を踏まえた消防防災対策のあり方に関する検討会の報告書が取りまとめられまして、そこで消火薬剤の活用を検討すべきことなどが提言されております。

これを踏まえまして、消防庁では昨年十二月に、当面の対応として、残火処理等における消火薬剤の活用について消防機関に通知をいたしました。先月発災、発生いたしました岩手県大槌町の林野火災においても、この通知に沿って消火薬剤が使用されたところでございます。

今後、さらに、報告書を踏まえ、消火薬剤の環境等への影響に関する評価方法について関係省庁と連携して検討を進めるとともに、消火薬剤を活用した直接消火と事前散布による間接消火の組合せなど具体的な活用方法を検討するなど、消火薬剤の有効活用に向けた取組を進めてまいります。

また、林野火災に対応した新技術でございますが、これにつきましては、現場での実用が可能なものから順次消防本部での導入を図っていくことが重要と考えております。そのため、令和七年度より、ドローンで撮影した林野火災の映像をリアルタイムでAIが解析する技術など、実用段階に近い新技術の消防本部における運用方法の検証を進めております。

引き続き、林野火災における消火薬剤の有効活用や新技術の全国の消防本部への導入を推進するなど、林野火災による被害の防止、軽減を図ってまいります。

前後のやりとり

2の発言を見る

10の発言を見る