今福孝男外務省国際協力局長

2026年7月15日・第221回国会 参議院 政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 101 発言)

お答え申し上げます。

委員御指摘のとおり、我が国は、人間の安全保障の理念に基づいて、最も脆弱な立場にある人々の命や尊厳及び安全といったものを確保し、一人一人が再び自らの足で立ち上がれるよう、難民及び避難民などに対する物を含む人道支援、こういったものも実施してきております。

例えば、パレスチナにおきましては、WFP、世界食糧計画と協力して食糧援助を行ったり、あと、スーダンでは、ユニセフを通じて、長引く紛争の影響を受けた地域において小学校を再開する事業といったようなものも、人道支援も実施しております。

また、委員からお話ございましたペシャワール会につきましては、ペシャワール会は、基本的に民間の寄附と会費を主な財源とする独立性が極めて高いNGOでございますので、政府からの資金援助というものからは一定の距離を置いておられた、そういう団体でございます。ですが、現地での活動に当たりましては、日本大使館とは日頃から意思疎通を行い、共同で植樹事業のようなものを行ったという実績もございます。

ODAでどのようにペシャワール会と関わったかという点につきましては、二〇一五年に、これは国連食糧農業機関、FAOと呼ばれる機関ですが、と連携して、ペシャワール会、中村氏が考案された方式に基づいたかんがい施設の維持管理研修というものとか、ペシャワール会が運営する研修所の建設、こういったものを支援するというようなことを実施してきております。

また、JICAも、中村医師が考案されましたかんがい技術のガイドライン、これの作成といったようなものに関与させていただいておりまして、ペシャワール会ともそういう形ではございますが連携を取らせていただいてきたというのはこれまでのことでございます。

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