百田尚樹 (日本保守党)

2026年6月17日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 122 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

日本保守党の百田尚樹です。

日本のエネルギー問題を考えるのは日本の将来を考えることだと、未来を考えることだと思います。つまり、この調査会は、日本の二十年後、三十年後の話をしているわけです。それだけ重要な調査会と考えています。ちなみに、私は七十歳、十年後にはこの世にいませんが、この中で一番老人やと思っていたら、私の隣のラサール石井さんも同い年でした。七十歳です。

質問させていただきます。この調査会で度々出ています、また、私も以前質問しました原子力規制のバランスについて質問させていただきます。

原子力規制委員会に再度伺います。

原子力規制委員会が、福島第一原発の事故を受け、世界で最も厳しい基準を設けて安全性追求に尽力されていることには敬意を表しますが、世界の基準と比べて厳し過ぎると私は思います。例えば、アメリカの原子力規制委員会、NRCと比較すれば、日本の原子力規制には効率性という観点がないことに気付きます。

皆さんには釈迦に説法でしょうが、アメリカの原子力規制委員会には、良い規則の原則という言葉があります。NCR、ごめんなさい、エヌアールシーズ・プリンシプルズ・オブ・グッド・レギュレーションという言葉ですが、良い規制を達成するために必要な項目として、独立性、公開性、効率性、明確性、信頼性の五点が挙げられています。

特に効率性という項目に、規制活動は達成されるリスク低減の程度と整合的であるべきという文言があります。原子力規制によって安全性は高まるけれど、一方、他のリスクが増大することもあると、そのバランスを取った規制を原則とするという意味です。

ところが、日本の原子力規制は直接的な原子力設備の安全性のみを問題にしています。その結果、原子力発電所の再稼働が遅れ、ホルムズ海峡の危機のような現状があっても、原子力規制委員会としては何ら責任を問われないという状況です。私はこれに違和感がありますが、規制庁としては、この米国との大きな違い、安全性のみに特化していること、いかがお考えでしょうか。原子力規制委員会にお尋ねいたします。

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