日本保守党の百田尚樹です。
日本のエネルギー問題を考えるのは日本の将来を考えることだと、未来を考えることだと思います。つまり、この調査会は、日本の二十年後、三十年後の話をしているわけです。それだけ重要な調査会と考えています。ちなみに、私は七十歳、十年後にはこの世にいませんが、この中で一番老人やと思っていたら、私の隣のラサール石井さんも同い年でした。七十歳です。
質問させていただきます。この調査会で度々出ています、また、私も以前質問しました原子力規制のバランスについて質問させていただきます。
原子力規制委員会に再度伺います。
原子力規制委員会が、福島第一原発の事故を受け、世界で最も厳しい基準を設けて安全性追求に尽力されていることには敬意を表しますが、世界の基準と比べて厳し過ぎると私は思います。例えば、アメリカの原子力規制委員会、NRCと比較すれば、日本の原子力規制には効率性という観点がないことに気付きます。
皆さんには釈迦に説法でしょうが、アメリカの原子力規制委員会には、良い規則の原則という言葉があります。NCR、ごめんなさい、エヌアールシーズ・プリンシプルズ・オブ・グッド・レギュレーションという言葉ですが、良い規制を達成するために必要な項目として、独立性、公開性、効率性、明確性、信頼性の五点が挙げられています。
特に効率性という項目に、規制活動は達成されるリスク低減の程度と整合的であるべきという文言があります。原子力規制によって安全性は高まるけれど、一方、他のリスクが増大することもあると、そのバランスを取った規制を原則とするという意味です。
ところが、日本の原子力規制は直接的な原子力設備の安全性のみを問題にしています。その結果、原子力発電所の再稼働が遅れ、ホルムズ海峡の危機のような現状があっても、原子力規制委員会としては何ら責任を問われないという状況です。私はこれに違和感がありますが、規制庁としては、この米国との大きな違い、安全性のみに特化していること、いかがお考えでしょうか。原子力規制委員会にお尋ねいたします。
119山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
信頼を得られているかどうかということについては、国民の皆様が御判断なされるべきことだというふうに考えます。原子力規制委員会としては、科学的、技術的な見地から、確かな原子力規制を通じて国民の信頼を得る努力を継続することが重要であるというふうに考えているところでございます。
御指摘の自民党の御提言は、独立性と安全確保を大前提に、実効的な規制を追求することによりこの努力を継続していくべきとの御趣旨だと理解しているところでございます。信頼は、我々がその使命に向けて真摯に行動し続けることで初めて得られるものだと考えております。その取組に終わ…
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山田賢司(自民)経済産業副大臣・内閣府副大臣
お答え申し上げます。
まず、原子力の利用に当たっては、安全性の確保を大前提として、国民からの信頼確保に努めなければなりません。
その上で、東京電力福島第一原子力発電所事故の経験、反省と教訓を踏まえ、原子力の推進と規制を分離するため、独立性の高い原子力規制委員会が設立されたものと承知しており、原子力規制に対する信頼について、経済産業省としてお答えすることは適当ではないと考えております。
一方で、原子力について様々な御懸念の声があることは承知をいたしております。この状況を真摯に受け止め、国民の皆様の理解を得られるよう、不断に努力を重ねていくことが重要と…
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岩渕友(共産)
国民の声を聞かずに、ATENA、事業者、まあ原子力産業界の声で、原発の新設や建て替えに向かって、審査の効率化であるとか規制と推進の一体化などが進められているということは、これ大問題だと思うんですね。
原発事故の最大の教訓は、原発を推進する経産省の中に規制する役割を持った当時の原子力安全・保安院があったこと、規制する側が規制される側、電力会社の論理に取り込まれる規制のとりこの構造に陥っていたということにあります。同じ過ちを繰り返してはなりません。
規制の緩和は撤回することを求めて、質問を終わります。
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- (上の発言)
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百田尚樹(保守)
日本保守党の百田尚樹です。
日本のエネルギー問題を考えるのは日本の将来を考えることだと、未来を考えることだと思います。つまり、この調査会は、日本の二十年後、三十年後の話をしているわけです。それだけ重要な調査会と考えています。ちなみに、私は七十歳、十年後にはこの世にいませんが、この中で一番老人やと思っていたら、私の隣のラサール石井さんも同い年でした。七十歳です。
質問させていただきます。この調査会で度々出ています、また、私も以前質問しました原子力規制のバランスについて質問させていただきます。
原子力規制委員会に再度伺います。
原子力規制委員会が、福島第一原発の事故を受け、世界で最も厳しい基準を設けて安全性追求に尽力されていることには敬意を表しますが、世界の基準と比べて厳し過ぎると私は思います。例えば、アメリカの原子力規制委員会、NRCと比較すれば、日本の原子力規制には効率性という観点がないことに気付きます。
皆さんには釈迦に説法でしょうが、アメリカの原子力規制委員会には、良い規則の原則という言葉があります。NCR、ごめんなさい、エヌアールシーズ・プリンシプルズ・オブ・グッド・レギュレーションという言葉ですが、良い規制を達成するために必要な項目として、独立性、公開性、効率性、明確性、信頼性の五点が挙げられています。
特に効率性という項目に、規制活動は達成されるリスク低減の程度と整合的であるべきという文言があります。原子力規制によって安全性は高まるけれど、一方、他のリスクが増大することもあると、そのバランスを取った規制を原則とするという意味です。
ところが、日本の原子力規制は直接的な原子力設備の安全性のみを問題にしています。その結果、原子力発電所の再稼働が遅れ、ホルムズ海峡の危機のような現状があっても、原子力規制委員会としては何ら責任を問われないという状況です。私はこれに違和感がありますが、規制庁としては、この米国との大きな違い、安全性のみに特化していること、いかがお考えでしょうか。原子力規制委員会にお尋ねいたします。
123山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
業務を効率的に進めるということは、原子力規制を含むあらゆる行政に求められるものと認識しております。御指摘をいただきましたように、NRCの行動原則の一つに効率性が挙がってございます。原子力規制委員会としては、原子力を取り巻く施設や活動、又は線源の特性、あるいは被曝の大きさや可能性に応じてリスクに見合った規制制度を適用するいわゆるグレーデッドアプローチに基づく規制を一層進めることで、規制のリソースや安全上の重要性、効果に応じて適切な形で割り当てていきたいというふうに考えているところでございます。
より一層の改善は進めてまいりたいという…
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百田尚樹(保守)
先ほど経産省の方も、経産省だったかな、安全性が大前提ということで、規制庁も非常に安全性ということをよく言われます。
確かに安全性は重要です。安全性と効率性というのはトレードオフの関係なんですけれども、現在の日本の原子力規制は、私には極めてアンバランスなものに思えます。つまり、安全性を取り過ぎて効率性が非常にないがしろにされているんじゃないかという感じがします。安全性を追求するというのは非常に大事なことですが、しかし、安全性を何よりも優先するとなれば、現代社会が成り立たない部分もあるんですよね。
ちょっと例え言いますけど、例えば車ね、車は非常に我々にと…
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125山山中伸介原子力規制委員会委員長
原子力規制委員会は、もう御承知のとおり、東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓と反省の上で、国際的な基準も確認しながら、我が国の厳しい自然条件の下、地震や津波等に対する基準の強化や諸外国から後れを取っていた重大事故対策を求めるなど、新しい基準の制定を進めてまいりました。
この基準に適合しているかどうかということを丁寧に審査をしてきたわけでございますけれども、御指摘のような非効率な部分もあったかと思います。グレーデッドアプローチに基づく審査の改善、あるいは検査の改善等を真摯に進めてまいりたいというふうに思ってございます。
新しい規制基準というのは、国際…
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