松野明美 (日本維新の会)

2026年5月20日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 117 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 129 発言)

日本維新の会の松野明美です。

本調査会の報告書の取りまとめに対しまして意見を申し上げます。

現在、中東情勢の混乱を受け、資源エネルギーの確保の競争が世界的に熾烈なものとなっており、日本にもその影響が直撃しています。特にナフサへの将来的な供給不足の懸念から、様々な業界で混乱が生じています。今回の中東情勢による混乱は、資源エネルギーの安全保障がいかに重要であるかを再認識させられる出来事でした。

ただ、資源をほとんど持たないと言われる我が国ではありますが、本調査会を通しまして得られた様々な知見から分かったことは、日本の資源エネルギーの未来は決して暗いものではなく、むしろ明るいものであるということでした。

まず、レアアースについてですが、現状は中国一強と言える状況です。しかし、日本の南鳥島では多くのレアアース泥が存在し、今後の採掘、輸送コストの削減により、将来的に十分採算の取れる形で国産のレアアースの確保ができる見通しであるとのことです。このことは日本の産業界にとって大きな希望と言えます。

また、かつては世界をリードしていたシリコン製の太陽光パネルですが、現在は安価な中国製品に市場を完全に奪われてしまいました。しかし、日本発の技術であるペロブスカイト太陽光電池が現在大きな注目を浴びています。原料のヨウ素の埋蔵量が日本は世界第二位であることから、日本に大きなアドバンテージがあります。シリコン型と同じわだちを踏まないためにも、しっかりと官民での連携をしていく必要があります。

また、災害大国である我が国の原子力政策においては、その安全性に求められるハードルが諸外国よりも高いものとなっています。その中、次世代原子炉として商用化も近い革新軽水炉と小型モジュール炉については、大きく安全性が向上するということで非常に大きな期待をしております。

さらには、まだ先の未来ではありますが、将来的に海水をエネルギー源とする核融合の商用化が実現できれば、海に囲まれた我が国の資源エネルギー問題は飛躍的に解決します。

このように、日本の資源・エネルギー安全保障の未来は明るいものであり、その未来を実現していくためにも、政府にはしっかりとサポートしていただきたく思います。

以上、私からの意見といたします。ありがとうございました。

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