有馬純独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構特命参与

2026年3月11日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 93 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 166 発言)

ありがとうございます。

トランプ大統領がパリ協定から離脱をしたと、日本もそれに倣うべきだという議論も一部にあるやに聞いているんですけれども、ただ、私はやはり日本は脱炭素というその目的を放棄すべきではないというふうに考えております。

ただ、やはり脱炭素政策を進める上で、それがエネルギーコストの大幅な上昇につながると、それが日本の製造業にとって非常に事業環境を悪化させるということになった場合には、やはりそういったスピードを調整するといったことは必要だと思っておりますし、そのためのいろいろな手段は可能な限りたくさんそろえておいた方がいいと。その上でも、私は原子力というのは非常に重要な打ち手になるというふうに考えているところでございます。

トランプ大統領の政策の中で、例えばCCSであるとかあるいは次世代原子炉技術、これについてはトランプ政権も非常に熱心であるということですので、脱炭素に背を向けたトランプ政権との間でも技術によっては協力をできる分野というのは当然あると思いますし、それから、日米同盟ということを考えたときに、アメリカの化石燃料の輸入というのは日本のエネルギー安全保障上のプラスになるという側面もありますので、いろいろな多面的な協力の仕方を考えていくということではないかというふうに考えております。

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