これは、まさにウクライナでザポリージャ原発や南ウクライナ原発に対してロシア軍が攻撃を仕掛けていると、こういうようなことはございますけれども、ここで重要なのは原子炉建屋そのものは戦いの場になっているわけではないというところでございます。じゃ、だからないがしろにしていいかというと、なかなかそうではないと感じております。
日本の原子力規制の中で、やはり例えば非常用発電機なんかもばらばらに置いてあると。これが改めてテロ対策の観点で、置いてある場所が災害の観点では適切かもしれませんけれども、テロ対策の観点で適切なのか、適切な場所にあるのか。こういうようなものはこの地政学リスクの変化であったりとか、今まさにちょっとイランに対しても、原子力発電所の敷地内が攻撃されるというようなことがあり、イラン革命防衛隊はアラブ首長国連邦の原子力発電所を名指しするような状況がございますので、ここは少し気を付けるところは出てくるんだろうと思っています。
また、対策としてはもう方針が出てきていますので、改めてちょっと私からコメントさせていただくと、ドローン対策というものは少し懸念をしてございました。やはりドローンそのものが受変電設備にショートをさせるなんということになってしまうと、ちょっと原子力発電所の外部電源が絶たれる原因になりかねないと、このように感じていたところではございます。これに対する対応策というのは原子力規制庁で実際考えていくというようなお話は出てきていますので、ここは一つ安心しているところでございます。
以上です。
255宮宮家邦彦キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問
これは戦略的というよりは、個人的とは言いたくありませんが、やはり指導者同士のケミストリー等々があるのではないかと個人的には推測いたします。特に、トランプさんのNATO嫌いと言っていいと思いますが、これはかなり根の深いもののようでございますので、その感覚がやはりNATOの指導者にも伝わっているのかなという気がいたします。
日本はそういった状況にないことに加えて、やはり圧倒的にヨーロッパ、欧州、NATO諸国に比べてもエネルギーの依存度が湾岸地域については極めて高いですから、当然、おのずから対応が違ってくるのは当然だと思っています。
この発言のページ
256
山添拓(共産)
ありがとうございました。終わります。
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257
伊勢崎賢治(れいわ)
まず、松尾先生にお願いします。
この一番最後のスライドの日本への御意見の中で、エネルギー自給率の向上、そして原発の再稼働のことをメンションされたと思うんですけれども、これちょっと見方を変えて、この原発の保安ですね、セーフティー、つまり事故とか故障への備えではなく、セキュリティーの話です、原発のセキュリティー。つまり、テロとか武力攻撃への備えですよね。その観点からちょっと一つお伺いしたいんですけれども。
ちょっと、今、世界からこれを俯瞰する形で、ウクライナ戦争では御存じのように原発が何と陸上歩兵戦の戦場になってしまいました。この恐怖を味わったばかりであ…
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- (上の発言)
258松松尾豪合同会社エネルギー経済社会研究所代表
これは、まさにウクライナでザポリージャ原発や南ウクライナ原発に対してロシア軍が攻撃を仕掛けていると、こういうようなことはございますけれども、ここで重要なのは原子炉建屋そのものは戦いの場になっているわけではないというところでございます。じゃ、だからないがしろにしていいかというと、なかなかそうではないと感じております。
日本の原子力規制の中で、やはり例えば非常用発電機なんかもばらばらに置いてあると。これが改めてテロ対策の観点で、置いてある場所が災害の観点では適切かもしれませんけれども、テロ対策の観点で適切なのか、適切な場所にあるのか。こういうようなものはこの地政学リスクの変化であったりとか、今まさにちょっとイランに対しても、原子力発電所の敷地内が攻撃されるというようなことがあり、イラン革命防衛隊はアラブ首長国連邦の原子力発電所を名指しするような状況がございますので、ここは少し気を付けるところは出てくるんだろうと思っています。
また、対策としてはもう方針が出てきていますので、改めてちょっと私からコメントさせていただくと、ドローン対策というものは少し懸念をしてございました。やはりドローンそのものが受変電設備にショートをさせるなんということになってしまうと、ちょっと原子力発電所の外部電源が絶たれる原因になりかねないと、このように感じていたところではございます。これに対する対応策というのは原子力規制庁で実際考えていくというようなお話は出てきていますので、ここは一つ安心しているところでございます。
以上です。
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伊勢崎賢治(れいわ)
まさにそこなんですね。実は、僕、元研究者でありまして、「テロリストは日本の「何」を見ているのか」という本を書きまして、全然売れなかったんですけどね。何というのかな、IAEAももちろん、日本の三・一一、あれが世界で大教訓を与えたんですね、教訓を与えたんですね。IAEAも本当にこの核セキュリティーの協力とか人材育成の重要性を、繰り返し繰り返しこれを強調するようになりました。
御存じのように、アメリカはかなり進んでいまして、僕はこの本でこれを扱ったんですけど、フォース・オン・フォースみたいな、つまり、政府が企画した武装した集団を逆に商業原発の警備隊と戦わせる…
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260松松尾豪合同会社エネルギー経済社会研究所代表
やはりその安全保障、特にその防衛や警察、自衛隊や警察との連携というのは、これは発電所個々でそれぞれ連携をしている。特に、その地域の警察や自衛隊等々との連携というものが進んでいるとは理解をしています。
ただ、じゃ、これで果たして完璧なのか。例えば、これまでの国際情勢を前提にした警備計画でいいのかどうなのかというのは、まさにこの地政学リスクが高まってきている状況の中で議論が必要なところであるのではないかと、このように感じております。
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261
伊勢崎賢治(れいわ)
宮家先生、お願いします。
イラン情勢であります。
おととい、昨日、停戦、微妙ですけれども、今、仲介やっているのがパキスタンという、非常にコントラバーシャルな核保有国が、パキスタンが今焦点になりつつありますね。
こんな感じでいつか停戦が来たとして、これ頭の体操なんですけれども、デー・アフターですね、デー・アフター、その辺から多分イランの戦後復興という話が国際社会の関心事になってくると思います。実は、国連のある部署からもう既に僕にも照会が、意見具申の照会が来ておりますね。特に、湾岸諸国やヨーロッパ諸国はエネルギー供給の安定化、これは我々にとっても同じで…
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