分からないと申し上げましたのは、影響が具体的にどうかということを今の段階でお示しすることは難しいという趣旨でありまして、先ほど来申し上げておりますとおり、今回はセーフティーネット機能の強化を十分に果たさせていただいていると考えておりますので、それによって必要な受診が抑制されることはないと考えています。
上野賢一郎 (自由民主党)厚生労働大臣
2026年4月3日・第221回国会 参議院 予算委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 98 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 396 発言)
前後のやりとり
特に患者団体の皆さん、第一段階目までは、せめて、やはりその制度、制度の維持、存続については患者団体の皆さんも必要だと理解はしていただいています。ただし、その第二段階目、本当に引上げ幅が大きい点については何としてでも凍結をお願いできないかというようなお声もいただいているところです。是非その調査については、私からも、第一段階目を実施した後でまずは調査をしていただきたいということを強く求めたいと思います。
その上で質問を続けますが、では、調査を行った後に影響が出た場合、どのように対応するのでしょうか。
基本的に、先ほど来お話をしておりますとおり、今回の見直しによって必要な受診が抑制されるということは想定をしておりませんが、見直しパッケージ全体につきましては、当然その影響について注視をしていくことが必要だというふうに考えております。
その影響についてどのようなものがあるかというのはしっかり注視をしておきますが、その結果がどうかというのが現段階では当然見えておりませんので、それを前提にどう対応するかというのはなかなか正直お答えにくい問題、課題だと考えております。
どのような影響が出るか今は分からないという状況で、本当に実施に踏み切ってよろしいのでしょうか。
高額療養費制度、元々、命を守るために治療に高額なお金が掛かってしまう、それを国全体でしっかりと支えて命を守ろう、国民全体で支え合おうという趣旨の制度であるというふうに思います。ただでさえ本当に病気で大変な思いをされている皆さんにどのような影響が出るか分からないままで、このまま進めていいとは私は思いません。
- (上の発言)
分からないと申し上げましたのは、影響が具体的にどうかということを今の段階でお示しすることは難しいという趣旨でありまして、先ほど来申し上げておりますとおり、今回はセーフティーネット機能の強化を十分に果たさせていただいていると考えておりますので、それによって必要な受診が抑制されることはないと考えています。
必要な受診が抑制されることはないとなぜ断言できるのでしょうか。
繰り返しになって大変恐縮ではございますが、多数回該当の維持、年間上限額の新設、また所得の低い方に対する負担の引下げ、そうしたことをパッケージとして今回講じさせていただきたいと考えておりますので、そうしたことから、必要な受診は抑制されることはないというふうに想定をしております。
想定はしていただいていますけれども、実際に出た場合、本当に大変なことになります。是非実態把握していただきたい。そして、そうならないように全力で今改善点についてしっかりと反映をしていただきたい、対応していただきたい、その上で見直しを実施すべきだというふうに私は今も考えております。
改めて、何度もお伺いいたしますが、大臣、憲法第二十五条、生存権は、本当にこの制度見直しをして保障されるとお考えでしょうか。