金子道仁 (日本維新の会)

2026年3月17日・第221回国会 参議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 255 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 385 発言)

是非御検討ください。今、ガザの人道支援は一段落付いてきました。しかし、復興支援に関しては、人道支援から復興支援、大きな壁があるというふうに認識しています。果たしてセメントを、この建築資材を今ガザに入れて大丈夫なのか、もう一度同じテロが広がる危険性はないのか、この大きな壁を越えるためにも、是非我が国のプレゼンスをしっかりと発揮していただきたい、このことをお願い申し上げます。

続いて、今日メインになりますが、高校教育改革について御質問させていただきたいと思っております。

四月から高校の授業料無償化がスタートします。ただ、これは車の片輪であって、我が党は、無償化は手段であると、目的は教育改革であり、無償化と教育改革は車の両輪だということで、高校教育改革をしっかりと訴えさせていただいております。

文科省は、今年の二月に高校教育改革グランドデザインを策定してくださいました。松本大臣、本当にありがとうございました。また、来年度、この四月からは、各都道府県で高校教育改革実行計画が立てられ、進んでいく予定です。そして、この春から、文科省の中に高等教育振興課、そして高校教育改革室がようやく新設されます。この高校だけ少し遅れていた改革がようやくスタートしていくわけです。

二〇四〇年の高校一年生の数はもう既に確定しています。昨年生まれた子供の数です。六十七万人。これは、今の高校一年生の三分の二となっています。このような、もう子供の数が確定している十五年後の高校をどうしていくのか、過疎化に歯止めを掛けるためにはどうしたらよいのか、まさに今、今、高校改革を進めなければ手遅れになってしまうような正念場にあると、そのように考えております。

我が党は、昨年十月に、高校教育改革グランドデザインに関して提言書を大臣に提出させていただきました。二つのテーマ、一つは地方の子供を取り残さない、もう一つは全国どこでも多様で質の高い教育機会を提供する、この二つのポイントから様々提言をさせていただきました。

昨年十一月、総理にも質疑で質問させていただいた際、是非総理から改革の決意、高校生へのメッセージをお願いしますということで御質問したところ、温かいメッセージいただきました。無償化と高校改革を一生懸命取り組む、一人一人に夢を追いかけていただきたい、希望する高校を選択することができ、主体的に質の高い教育を受ける機会を必ずつくる、高校生の皆様にも期待していただきたい、そのようにお言葉を頂戴しました。

以上を踏まえて、まず一つ目、地理的アクセスに関して御質問させていただきます。

ごめんなさい、勝手ながら、総理の選挙区、奈良二区調べさせていただきまして、東に都祁村、美しいところですね、月ケ瀬とかがあるあの地域、都祁村ですけれども、面積が四十四平方キロ、そして人口が四千人。調べてみますと、東京の江東区が四十三平方キロ、人口は五十四万人。広さは一緒、人口は百分の一というのがこの旧都祁村、今、奈良市の一部ですけれども、の地域になります。

昨年のこの都祁村地域の出生数は十三人。おととしは五人、その前が九人。ですから、二〇四〇年の高校一年生が十三人、一、二、三年生全員集めても二十七名。これが都祁村地域、江東区と同じ広さの地域の現状です。

この都祁村地域にあるのは、県立山辺高校、サッカーが非常に有名なところですが、一校のみです。二〇二四年に山添分校が募集停止になったというふうに伺っております。じゃ、この山辺高校は果たして二〇四〇年存続しているのかどうか。これは、この地域に住む、特にこれから子育てをしようとする若い世代にとっては、高校が通える範囲にあるかどうかというのは、家を建ててそこで暮らすかどうかの重要な要素になるはずです。

過疎化を回避するためにも地理的アクセスというのは非常に重要だと思いますが、総理はこの地理的アクセスについてどのようにお考えか、是非この都祁村のことを思いながら御答弁いただければと思います。お願いします。

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