阿部竜矢警察庁長官官房審議官

2026年6月18日・第221回国会 参議院 法務委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 104 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 134 発言)

お答えいたします。

まず、前段のお尋ねでございますが、いわゆる電動キックボードにつきましては、従来、原動機付自転車等に区分されておりましたが、その使用実態を見ると自転車並みの速度でしか走行しないものもあり、一般的な原動機付自転車等と同等に扱うことが必ずしも適当ではない場合も認められることを踏まえ、電動キックボードのうち、その大きさ、構造上の最高速度等が自転車と同程度であるものにつきましては、自転車と同様の交通ルールを定めることとし、自転車と同様にその運転に免許を要しないこととしたものでございます。

また、後段のお尋ねでございます、交通ルールの周知についてのお尋ねでございますが、特定小型原動機付自転車関連事故の約九割、八五・八%がシェアリングを含むレンタルによるものであることから、特定小型原動機付自転車の安全な利用のためには、特にシェアリング事業者が利用者に対して交通ルールを周知することなどの安全対策を講じることが重要であるというふうに考えております。

これを踏まえ、関係省庁、関係事業者から成るパーソナルモビリティ安全利用官民協議会においてガイドラインを作成、策定し、事業者においては、これに基づいて、交通ルールの周知を含めた各種交通安全対策を推進しているところでございます。例えば、シェアリング事業者においては、スマートフォンを利用して、アカウント作成時に交通ルールの理解度を測るテストを実施し、テストを受けた者でなければサービスを利用することができないといった取組が行われております。

また、警察におきましては、特定小型原動機付自転車に関する広報啓発資料を多言語で作成、公開するなど、外国人を含めた利用者に対する広報啓発活動を行っております。さらに、警察におきましては、信号無視や歩道走行といった悪質、危険な違反の取締りを行うとともに、違反行為を繰り返す者に対しては、特定小型原動機付自転車運転者講習を実施しているところでございます。

引き続き、事業者と連携した特定小型原動機付自転車の利用者に対する交通ルールの周知を推進するとともに、悪質、危険な運転者対策を講じてまいりたいと考えております。

前後のやりとり

100の発言を見る

108の発言を見る