お答えいたします。
御指摘の要請書におきましてそのような記載がされているところでございまして、その上で、保釈の裁判に当たりまして、否認又は黙秘している事実を不利益には取り扱ってはならないといった明文規定を設けることについては、改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会において議論が行われたところでございました。
その内容を若干御紹介いたしますと、被告人が事実を認める供述をしないことのみをもって直ちに罪証隠滅のおそれがあるなどと認めてはならないというのは、これは当然のことでありまして、このような当然の内容の規定であれば設ける必要がない、また、否認、黙秘する被告人の供述態度や供述内容を罪証隠滅の可能性を判断するに当たって一切考慮してはならないという規定を作るとすれば、経験則に反する不合理なものとなるのではないか。すなわち、否認、被告人が当初から一貫して詳細な自白をして、その供述が他の証拠と矛盾しないといった状況は、これは被告人に例えば罪証隠滅の意図がないことをうかがわせる根拠となるということでありまして、自白、黙秘、否認というのは本当にきれいに分けられるわけでもない、個別の事案によるところも多いのでありますが、こういったことの問題も、あっ、済みません、今私の意見も、私の答弁も入っていますが、先ほど述べたような趣旨の問題点が指摘されて、その結果、法整備を行う方向性は示されなかったということでございました。
したがいまして、現時点において、そのような明文規定を設けることについては慎重な検討を要すると考えておりますけれども、この、今後の、これからの、いわゆるこれ研と呼んでいますけど、研究会におきまして、御指摘の点を取り上げるかについては研究会において御議論いただきたいと考えているところでございまして、この点につきましても、法務当局として、この研究会が充実したものとなっていくよう努めてまいりたいと考えているところでございます。
139
横山信一(公明)
大川原化工機事件のようなことは、あってはいけないことなんですよね。それが起きてしまったということでこうした今議論が盛んに行われているということは、非常にそれはいいことだというふうに思いますが、一方で、こうしたことを起こさないようにどう制度を見直していくのかということが非常に重要だというふうに思います。
プレサンス事件も大川原化工機事件も冤罪ですからね。冤罪でありながら保釈を認めないという、無罪をずっと主張し続ける中で何度も何度も保釈申請をするわけですが、全て却下をして、最終的に命を失ってしまうということもありますし、前回私も言いましたけれども、矯正医療…
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140佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
御指摘の要請書につきましては、平成七年、済みません、令和七年十二月に法務当局において受領しておりまして、本研究会の各委員に共有させていただいております。
その要請書につきましては、本研究会に関しまして、以前法制審議会の部会の委員をされた御経験などに基づいて御意見をいただいたものでありますけれども、その上で、研究会における具体的な議事の進め方については研究会においてお決めいただくべき事柄であるとは思いますけれども、今委員御指摘のあったように、法務当局といたしましても、今後ともその研究会が充実したものとなるように努めてまいりたいと考え…
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141
横山信一(公明)
一般有識者の人たちの意見だということで、いわゆる専門家ではない人たちの意見でありますから、むしろこうした人たちの意見は尊重した方がいいと思います。しっかり、何というか、進行が極めて遅かったと言われないようにしていただきたいというふうに思います。
また、この刑事司法、ごめんなさい、新時代の刑事司法制度特別部会は、保釈の運用についても言っていまして、無罪を主張すれば長期間勾留されることを捜査機関は供述を強要する手段として悪用している、多くの冤罪を生み出していますというふうに述べています。さらに、国会の附帯決議に背を向けたような、このような保釈の運用は直ちに…
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- (上の発言)
142佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
御指摘の要請書におきましてそのような記載がされているところでございまして、その上で、保釈の裁判に当たりまして、否認又は黙秘している事実を不利益には取り扱ってはならないといった明文規定を設けることについては、改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会において議論が行われたところでございました。
その内容を若干御紹介いたしますと、被告人が事実を認める供述をしないことのみをもって直ちに罪証隠滅のおそれがあるなどと認めてはならないというのは、これは当然のことでありまして、このような当然の内容の規定であれば設ける必要がない、また、否認、黙秘する被告人の供述態度や供述内容を罪証隠滅の可能性を判断するに当たって一切考慮してはならないという規定を作るとすれば、経験則に反する不合理なものとなるのではないか。すなわち、否認、被告人が当初から一貫して詳細な自白をして、その供述が他の証拠と矛盾しないといった状況は、これは被告人に例えば罪証隠滅の意図がないことをうかがわせる根拠となるということでありまして、自白、黙秘、否認というのは本当にきれいに分けられるわけでもない、個別の事案によるところも多いのでありますが、こういったことの問題も、あっ、済みません、今私の意見も、私の答弁も入っていますが、先ほど述べたような趣旨の問題点が指摘されて、その結果、法整備を行う方向性は示されなかったということでございました。
したがいまして、現時点において、そのような明文規定を設けることについては慎重な検討を要すると考えておりますけれども、この、今後の、これからの、いわゆるこれ研と呼んでいますけど、研究会におきまして、御指摘の点を取り上げるかについては研究会において御議論いただきたいと考えているところでございまして、この点につきましても、法務当局として、この研究会が充実したものとなっていくよう努めてまいりたいと考えているところでございます。
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横山信一(公明)
期待をしたいんですけれども、非常に心配な部分がいっぱいありますね。
プレサンス事件を持ち出すまでもなく、供述をするまでとにかく身体拘束をし続けるみたいな、無罪だと言っているのに、無実だと言っているのにもう身体拘束をし続けて供述を何が何でもさせるみたいなですね、そういうことが最近まで行われているわけですから、これも今後も行われる可能性がないようにどうやってしていくのかということをやっぱりしっかりと歯止めを掛けていかなきゃいけない。それは、何か注意をすればいいみたいなことではなくて、制度として確立していった方が、これは誰もが安心して信頼できる司法になってい…
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144佐佐藤淳法務省刑事局長
この研究会、御指摘の研究会の趣旨でありますけれども、改正刑訴法に関する刑事手続の在り方協議会の取りまとめ結果を踏まえまして、法務省において、今後の検討と、参考とするために刑事手続の在り方について基礎的知見を幅広く収集するとともに、継続的な意見交換を行うというために開催しているところでございます。
こうした研究会の趣旨を踏まえますと、研究会の委員としては、刑事司法制度について専門的知見を有する方や、これに携わった経験がある方が望ましいと考えられたところでございまして、こういった観点から、適切な方々に委員をお引き受けいただいたと考えているところではございま…
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横山信一(公明)
研究会のメンバーからそうした幅広くヒアリングをと言われているのは非常に安心ができる反応だというふうに思いますし、そうした声をしっかり実現できるようにしていただきたいというふうに思います。
証拠開示は冤罪を防止するために欠かせない制度であります。
新時代の刑事司法制度特別部会は、被告人が無罪を主張しているのに、公判前整理手続には付されず、証拠が開示されていない事件が少ない実情に重大な懸念を覚えますというふうに述べています。
公判前整理手続に付さなければならないこととして、被告人が証拠開示を受ける権利を保障するべきではないかというふうに考えますけれども…
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