松本洋平 (自由民主党)文部科学大臣

2026年6月9日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 79 発言)

デジタルな形態を含む新たな教科書の導入に当たりましては、具体的な制度設計などにつきましては、本法案をお認めいただいた暁には検定規則や標準仕様等の策定に向けた検討を加速してまいりたいと考えております。

今委員から医療に関するシステムについていろいろと御指摘をいただいたところでありますけれども、これらについて対応していくことは我々としても必要であると考えておりまして、大変参考になるということだと思っております。

一方で、当然、それぞれ全然全く業務も違いますから、そういう意味では全てがということではなくて、こうした先行事例なども含めまして、我々として参考にできる部分をしっかりと吸収をしていくということが大変大事だというふうに思っているところであります。

現時点での方向性を申し上げますと、データ活用につきましては、教育データの項目や形式をそろえるための標準の策定でありますとか、自治体や事業者ごとに異なるシステム間で相互運用性を確保することなど、教育データの標準化の取組を促進することとしているところであります。

また、教科書の審査、訂正につきましては、デジタルコンテンツの審査方法やデジタル部分の訂正申請の在り方など、デジタルな形態を含む新たな教科書に対応した検定審査の在り方について検定審議会で検討をしてまいります。

サイバーセキュリティーにつきましては、今後策定するデジタルな形態を含む教科書の標準仕様の中で、不正利用、不正アクセスの防止等のサイバーセキュリティーについても標準実装を求めることを検討しております。

災害時に備えた対策につきましては、標準仕様の中におきまして、あらかじめ印刷、ダウンロードできる機能を標準的に備えることに加えまして、影響を最小限に抑え、サービスを継続、早期復旧できるよう、バックアップの仕組みを構築するなどのBCP対策を講じることについて定めることを検討してまいります。

今後、学校教育以外の分野における取組も必要に応じて参照しながら、具体的な制度設計に向けた検討を進めてまいります。

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