お答え申し上げます。
制度改正後のデジタルな形態を含む教科書につきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書と同様に、クラウドなどの外部サービスの情報を用いたシングルサインオン認証を標準実装することを検討しております。
また、先ほどの局長の答弁にもありましたとおり、標準仕様それ自体は法的拘束力を有しないものですけれども、教科書発行者や配信事業者も広く交えて協議、検討を進めるということで実効性のある内容としてまいります。
また、転学、卒業時の学習履歴の取扱いにつきましては、今後、標準仕様の策定等に当たって検討することとしておりますが、転学先で同一発行者の教科書を使用する場合には円滑にデータを引き継ぐことができるほか、ライセンス期間終了後も復習に活用できるよう、標準実装を検討している印刷、ダウンロード機能を活用するということが考えられます。
さらに、アカウント管理の主体につきましては、現行の教科書代替デジタル教科書と同様に市町村等の学校設置者を想定しており、アカウント紛失時の対応は一義的には設置者、学校が行うということになりますけれども、情報漏えい、アカウントの乗っ取り等のインシデント発生時の責任の帰属につきましては、それは市町村の管理の仕方の問題が原因だったのか、あるいは児童生徒のパスワード管理が原因だったのかという事柄によりますので、個別の事案に応じて判断されるものと考えております。
なお、学校コード、あるいは教科コード、こういった教育データ標準の一部として既に定められているものもありますけれども、今般の標準仕様における活用については、その必要も含めて検討を進めてまいります。
69
水野孝一(国民)
分かりました。ありがとうございます。
秋に大臣指針が出るというふうに承知をしておりますけれども、この点についても秋の大臣指針に含まれるものなのでしょうか。
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70望望月禎文部科学省初等中等教育局長
大臣指針におきましては、採択権者あるいは学校側の方の教科書を使用する側の観点から、デジタルが効果的な部分あるいは紙が効果的な部分などを学校の実践にも資するように我々としては指針を示すこと、あるいは、発達段階やあるいは教科の特性といったことにも留意してのデジタルを含む教科書の使用についての方針を示す予定をしているところでございます。
その中に、私どもとしては、こうしたアクセシビリティーの観点を含めた標準仕様のことにつきましても含まれると考えてございますけれども、一方で、標準仕様につきましては、現在検討しております指針に向けた検討会議以外のそうした関係者の…
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水野孝一(国民)
分かりました。秋の大臣指針に大きな方向性は含まれるということですね。
あと、アクセシビリティーに関する調査が年度末に向けて動いているというふうにも承知しておりますので、できれば秋に一緒に出すことができればなおいいのかなというふうにも思い、御提案をさせていただきます。
次に、教育DX、デジタル教科書に関する責任分界について伺います。
教育DXが進むほど、認証、ID管理、クラウド、セキュリティー、データ連携など、基盤整備の重要性が増しています。
デジタル大臣は、本会議において、デジタル化による教員の負担軽減、学びの環境整備、データの利活用を実現するこ…
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- (上の発言)
72堀堀野晶三文部科学省大臣官房学習基盤審議官
お答え申し上げます。
制度改正後のデジタルな形態を含む教科書につきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書と同様に、クラウドなどの外部サービスの情報を用いたシングルサインオン認証を標準実装することを検討しております。
また、先ほどの局長の答弁にもありましたとおり、標準仕様それ自体は法的拘束力を有しないものですけれども、教科書発行者や配信事業者も広く交えて協議、検討を進めるということで実効性のある内容としてまいります。
また、転学、卒業時の学習履歴の取扱いにつきましては、今後、標準仕様の策定等に当たって検討することとしておりますが、転学先で同一発行者の教科書を使用する場合には円滑にデータを引き継ぐことができるほか、ライセンス期間終了後も復習に活用できるよう、標準実装を検討している印刷、ダウンロード機能を活用するということが考えられます。
さらに、アカウント管理の主体につきましては、現行の教科書代替デジタル教科書と同様に市町村等の学校設置者を想定しており、アカウント紛失時の対応は一義的には設置者、学校が行うということになりますけれども、情報漏えい、アカウントの乗っ取り等のインシデント発生時の責任の帰属につきましては、それは市町村の管理の仕方の問題が原因だったのか、あるいは児童生徒のパスワード管理が原因だったのかという事柄によりますので、個別の事案に応じて判断されるものと考えております。
なお、学校コード、あるいは教科コード、こういった教育データ標準の一部として既に定められているものもありますけれども、今般の標準仕様における活用については、その必要も含めて検討を進めてまいります。
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水野孝一(国民)
ありがとうございます。複数御回答いただきました。
転校後、同じ教科書を使っていれば引き継げるということでありましたけれども、相互運用性の観点から、デジタル大臣もその相互運用性のことについて触れられておられますけれども、是非、教科書会社が違っても、そこ移行できるというところが恐らく望まれるところなのではないかなというふうに思いますので、この点について課題を共有させていただきたいというふうに思います。
続きまして、デジタル教科書の閲覧によるログイン仕様や学習記録の保存について、国はeポータル等の推進により、共通認証やデータ連携の標準化を進めるというふうに…
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松本洋平(自民)文部科学大臣
制度改正後のデジタルな形態を含む教科書につきまして、デジタル部分の閲覧に当たりましては、コンテンツの拡散を防止する観点から、標準仕様においてビューアーへのログイン等の認証を必要とする方向で検討をしているところであります。また、教科書のデジタル部分に係る書き込み等の学習記録の保存でありますけれども、児童生徒による復習を容易にする観点から必要なものと考えているところでもありまして、こちらも標準仕様において標準的な実装を求めることを検討しているところであります。
その上で、学習記録の標準化でありますけれども、これにつきましては、データの形式等がシステムごとに…
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水野孝一(国民)
ありがとうございます。
必須にするということでありました。ありがとうございます。そして、学習記録の保存も必要だというふうに解釈をいたしました。
では、関連して、学習ログは誰のものなのかという観点でお伺いをさせていただきます。
教育DXが進む中で、この学習ログは一体誰のものなのかというデータ主権の議論が置き去りにされているように思います。国や自治体、あるいはシステムを提供する民間ベンダーがこれを独占、商業利用するようなことがあってはならないというふうに思います。大量に蓄積されていく子供たちの学習履歴、学習ログの所有権及び管理主体は、国、自治体、民間事…
この発言のページ