堀野晶三文部科学省大臣官房学習基盤審議官

2026年6月2日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 72 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 83 発言)

お答え申し上げます。

制度改正後のデジタルな形態を含む教科書につきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書と同様に、クラウドなどの外部サービスの情報を用いたシングルサインオン認証を標準実装することを検討しております。

また、先ほどの局長の答弁にもありましたとおり、標準仕様それ自体は法的拘束力を有しないものですけれども、教科書発行者や配信事業者も広く交えて協議、検討を進めるということで実効性のある内容としてまいります。

また、転学、卒業時の学習履歴の取扱いにつきましては、今後、標準仕様の策定等に当たって検討することとしておりますが、転学先で同一発行者の教科書を使用する場合には円滑にデータを引き継ぐことができるほか、ライセンス期間終了後も復習に活用できるよう、標準実装を検討している印刷、ダウンロード機能を活用するということが考えられます。

さらに、アカウント管理の主体につきましては、現行の教科書代替デジタル教科書と同様に市町村等の学校設置者を想定しており、アカウント紛失時の対応は一義的には設置者、学校が行うということになりますけれども、情報漏えい、アカウントの乗っ取り等のインシデント発生時の責任の帰属につきましては、それは市町村の管理の仕方の問題が原因だったのか、あるいは児童生徒のパスワード管理が原因だったのかという事柄によりますので、個別の事案に応じて判断されるものと考えております。

なお、学校コード、あるいは教科コード、こういった教育データ標準の一部として既に定められているものもありますけれども、今般の標準仕様における活用については、その必要も含めて検討を進めてまいります。

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