ありがとうございます。引き続き充実を図っていただくよう、是非前向きな対策をお願いいたします。
続いて、博物館が担うもう一つの重要な役割について取り上げたいと思います。
四月十六日の文教科学委員会で、私は、社会科の教科書、特に日本の近代史について取り上げました。
今の日本がどうしてこのような状態にあるのか、その回答が詰まっている近現代史を知ることは共同体としての日本人のナショナルアイデンティティーに思いをはせることであり、その際に博物館の果たす役割も非常に大きいものというふうに考えます。
しかしながら、日本には近現代史を主たるテーマとした大規模な国立館は設置されていないという状況です。私は、この現状を鑑みまして、どのようなものがあるのか、私自身も、しょうけい館、昭和館、平和祈念展示資料館、領土・主権展示館を実際に訪れてまいりました。いずれも、必ずしも広くないスペースではありましたが、工夫を凝らした展示を行っていました。ただ、どの施設も外から見て認識しやすい造りにはなっているわけではありませんでしたし、一日中いられるようなほどの大きさではありませんでした。また、このような国立館がばらばらに設置されている、つまり体系的に設置されていないのではないかというような疑問も湧いてまいりました。
このような状況を踏まえて、大臣にお伺いしたいと思います。
国民が特に日本の近現代史について体系的に学び、またこの歴史を後世に残していくために、このような大規模な国立館の設置というところは意義があり、重要であるというふうに考えますが、是非大臣の御意見を伺いたいと思います。
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松本洋平(自民)文部科学大臣
今御指摘がありましたように、国立博物館につきましては、現在、独立行政法人の個別法などによって定められております。他の博物館とは異なった法的位置付けであることは御承知のとおりであります。
ただ、広く国民に資料を展示、共有をするという点で社会からの期待というものは同じであると考えているところでありまして、今後ともナショナルセンターとしての機能充実を図ってまいりたいと思いますし、この位置付けをどうするのかということはいろいろと検討をしていかなければいけないものと思っておりますが、ただ、少なくとも、やっぱりそうした、先ほど申し上げたように、社会からの期待という…
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後藤翔太(参政)
ありがとうございます。
改めて、こちらで先ほどの国立館が法律上どのように分類されているのか調べてみました。
博物館と呼ばれる施設は実は三つに分類されております。博物館法の登録を受けた登録博物館、登録の対象外ながら文部科学大臣が博物館に相当すると指定した指定施設、そして博物館法上の位置付けすらない博物館類似施設の三つです。国や独立行政法人が設置する国立館は、一つ目の登録博物館には入れず、二つ目か三つ目に分類されているということで、二〇一七年の提言はこのことを指摘しています。
では、なぜこのようになっているのかといいますと、この理由は博物館法が制定され…
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79日日向信和文化庁次長
お答えいたします。
先生から御指摘いただきましたが、国立の博物館は博物館法上の登録博物館の対象とはなっておりませんが、同法に基づく指定施設になることは可能となっている状況でございます。
国民の皆様が博物館の情報にアクセスできるよう、文化庁におきましては、まず全国の登録博物館と博物館指定施設を検索、閲覧できる博物館総合サイトにおける博物館の掲載充実を図っております。
このほか、文化庁が運営するポータルサイトである文化遺産オンラインでは、登録博物館、博物館指定施設に限らず、全国の博物館、美術館、地方公共団体の協力を得て、有形、無形を問わず、多様な文化遺…
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- (上の発言)
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後藤翔太(参政)
ありがとうございます。引き続き充実を図っていただくよう、是非前向きな対策をお願いいたします。
続いて、博物館が担うもう一つの重要な役割について取り上げたいと思います。
四月十六日の文教科学委員会で、私は、社会科の教科書、特に日本の近代史について取り上げました。
今の日本がどうしてこのような状態にあるのか、その回答が詰まっている近現代史を知ることは共同体としての日本人のナショナルアイデンティティーに思いをはせることであり、その際に博物館の果たす役割も非常に大きいものというふうに考えます。
しかしながら、日本には近現代史を主たるテーマとした大規模な国立館は設置されていないという状況です。私は、この現状を鑑みまして、どのようなものがあるのか、私自身も、しょうけい館、昭和館、平和祈念展示資料館、領土・主権展示館を実際に訪れてまいりました。いずれも、必ずしも広くないスペースではありましたが、工夫を凝らした展示を行っていました。ただ、どの施設も外から見て認識しやすい造りにはなっているわけではありませんでしたし、一日中いられるようなほどの大きさではありませんでした。また、このような国立館がばらばらに設置されている、つまり体系的に設置されていないのではないかというような疑問も湧いてまいりました。
このような状況を踏まえて、大臣にお伺いしたいと思います。
国民が特に日本の近現代史について体系的に学び、またこの歴史を後世に残していくために、このような大規模な国立館の設置というところは意義があり、重要であるというふうに考えますが、是非大臣の御意見を伺いたいと思います。
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松本洋平(自民)文部科学大臣
議員御指摘のとおりでありまして、近現代史を学ぶことは現在の社会の成り立ちを理解する点で大変重要であると考えております。また、近現代史を扱う博物館に関しましては、各地の博物館においてもそれぞれの特色を生かした取組が行われているものと承知をしております。今御紹介をいただいた博物館もそれぞれのテーマに沿って専門的に取り扱っていただいていると承知をしております。
その上で、お尋ねの既存の博物館の機能集約や新たな国立博物館の設置につきましては、既存施設との役割分担や整備、運営に係る財政負担等の観点も含めましていろいろと慎重に検討しなければならない点もある、そのよ…
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後藤翔太(参政)
ありがとうございます。
以前の文教科学委員でも申し上げましたけれども、歴史は学問であり、本来的に学問のことは学問に委ねるべきだというふうに考えています。一方、国民が近現代史に冷静に向き合い、それぞれの考えを育む環境を整備する観点から、国立近現代史博物館は必要ではないかなというふうに御提案させていただきました。
続いて、国立沖縄自然史博物館の構想を取り上げたいというふうに思います。
自然史博物館に関しましても、日本学術会議が二〇一六年に提言を出しています。自然史博物館計画は、知の保存を図るための自然史科学の研究、インフラ機能、国家レベルの自然情報のア…
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松本洋平(自民)文部科学大臣
御指摘の国立科学博物館でありますが、一八七七年に創設されまして、日本の科学技術と自然史に関する国立の総合科学博物館として長年にわたりまして日本の科学教育と文化の発展、これに貢献をしてまいりました。また、日本科学未来館は、当時の科学技術基本計画に基づきまして、科学技術への理解を深めるための拠点といたしまして二〇〇一年に開館をいたしまして、その役割を果たしております。
その上で、一般に博物館の設置には様々な形態がありますけれども、お尋ねの構想のような大きな学術研究のプロジェクトにつきましては、研究者や関係する学術関係機関が主体となって戦略的、計画的に推進し…
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