合田哲雄文部科学省高等教育局長

2026年4月2日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 12 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 174 発言)

お答え申し上げます。

先生おっしゃっておられたとおり、OECDのPISA調査によれば、義務教育終了段階の十五歳の段階では日本の子供たちは数学的リテラシーも科学的リテラシーも共に世界トップレベルを維持しているにもかかわらず、数学や理科に対する苦手意識によって高校、大学へと進学するにつれて関心を失ってしまっていることは大きな問題だと考えてございます。この改善のためには、まず入試の前の高校におきまして、数学や理科が日常生活や社会、職業とどのような関係を持っているかを理解しながら学習することが大事だと考えてございます。

この観点から、現在、中央教育審議会で御審議いただいている次期学習指導要領の中で、例えば高校の数学において、生徒が数学を学習する意義を実感できる、社会を読み解く数学の追加等について検討されているところでございます。

さらに、入試後の大学教育におきましては、成長分野転換基金を活用して理工、デジタル分野への学部転換を促進していくとともに、数理、デジタルの学びの充実などによる文理分断型の学びからの脱却や大学入学以降の大学教育での伸びが重視される出口の質保証の取組を進めているところでございます。

このように、高校の学びと大学の学びの双方が変わる中で、両者をつなぐ大学入試も更に改善をしていく必要がございまして、先ほど御指摘がございましたように、文理分断の限られた科目やその細かな知識の有無で評価される入試からの転換を行うことが必要となると考えてございまして、引き続き、高校教育、大学入試、大学教育における一貫した取組を通じて、理数系人材やデジタル人材の育成、確保を促進してまいりたいと考えてございます。

前後のやりとり

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