印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 72 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 87 発言)

ゲノム編集食品が安全かどうかということは、これは試験がされていないので何とも答えられない。

しかし、遺伝子というのは、実はもう精妙なネットワークを組んでいる、その一つを壊すという技術はどういう影響を与えるかというのは、これは遺伝学の先生に言わせると、これは非常に大きなリスクだと、だからこのリスクのあるものはやるべきでないと。

もっとも、ゲノム編集というのは、遺伝子を直す、あるいは遺伝子の機能を知ることができるということで、病気の治療法にも役立つ可能性はあるわけですよね。だから、そういう研究をすることは僕は全く反対していません。だけど、それを使って、もう環境の中にいる生物の遺伝子を変えてしまうということに関しては、僕はリスクの方が大きい。実際に遺伝子組換えの場合も、これ結局うまくいかなかったんですよね。もう三十年近くやっていますけれども、遺伝子組換えで画期的な品種は結局は現れなかった、ゲノム編集も同じだろう、そんな話が出てきています。

それから、ゲノム編集、これ、実際そういったものを日本では、海外の特許じゃなくて日本で特許をつくるということで、例えば広島大学なんかでも日本独自のゲノム編集の技術、頑張ってつくっておられるんですけれども、今ゲノム編集の世界の特許取得状況はどうなっているか、ちょっと確認していただきたいんですよね。圧倒的に中国、その次がアメリカ。これで日本が幾ら頑張ったとしても、こちらの方に行ったとしても、僕は日本は優位には進められないと思います。

そして、今、西川さんが言っていただいたように、これは、日本には宝物があるんですよ、すばらしい遺伝資源があるんですよ、これを活用する方がコスパ絶対いいはずです。その意味でも、僕は、こういう金の掛かる遺伝子操作に日本政府も予算を使ってほしくないなと個人的には思っております。

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