栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 87 発言)

ありがとうございます。

先生おっしゃるとおりのバランスで開発されているかと思います。

私たち長野県は、非常に、説明でも申し上げましたとおりで、南北に長かったり、標高が低いところから高いところまであったり、雪の少ないところがあったり、雪のすごく多いところがあったりとか、非常に多様な環境の中で農業が営まれております。このため、それぞれの地域で適する品目、その品目の中でも適する品種というものが求められております。これの全てをカバーするわけにはいかないために、ある程度、県として、育成する必要があるものは何なのか、県民の皆さんからの要望もお伺いしながら、これまでも、重点的に取り組む品目、それから、かつてはやっていたけれども、選択と集中の上で諦めざるを得ない品目というものを取り組んでまいったところでございます。

この中でも、私ども長野県の試験場で今取り組んでいるものの中で特徴的なものといたしましては、野菜ではレタスとセルリーでございます。レタス、セルリーにつきましては、民間の企業さんも育成はしております。ですけれども、なかなか、マーケット規模として考えると、種苗メーカーさんからすれば、やはり、例えばトマトとかキュウリとか、そういうような、全国で広くたくさん作られている品目というのはビジネスとして高い価値があるんですけれども、レタスですとかセルリーというものは、遺伝資源としてもなかなか収集も大変だったり、それから育種をするコストを掛けても長野県だけでしか使われない可能性があるとか、そういうものがございます。こういうものにつきましては、長野県では、伝統的に、民間との協力も得ますけれども、県独自で育成をするべきであろうということを取り組みまして、さらには、先ほどの説明でも申し上げました長野県原種センターと連携いたしまして、原原種生産、原種生産、それから種子の供給というところを県が主導として取り組んでいるところでございます。

このほかにも、やはり大豆等も地域のその栽培環境に合わせた品種というのに取り組んだりということで、その地域の要望と実情、それから国や民間の育種の情勢というものを考慮しながら県として取り組むものを選んでいるということでございます。

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