メルコスールでございますけれども、人口約三億人、GDPは約三兆ドルの経済規模を有する魅力的な成長市場でございます。また、日本産農産物・食品の輸出促進を含め、新規市場開拓の上でも大きな可能性があると考えてございます。また、メルコスールは、農産品の生産が大きい地域ではございますけれども、重要鉱物、エネルギー、穀物等の資源も豊富に有していることから、メルコスールとの経済関係強化は経済安全保障の強化にも寄与すると考えてございます。
さらに、メルコスール加盟国は我が国との間で長い信頼と友好の歴史を有しておりまして、価値や原則を共有するとともに、最大の日系社会を介した特別なきずなを有してございます。加えまして、こうしたメルコスールとの経済関係強化は、グローバルサウスとの連携強化といった戦略的な意義も有するものでございます。
もちろん、メルコスールとのEPAにつきましては、農畜産業を始めとしまして国内の生産現場に強い不安を感じる声があることにつきまして、政府全体として重く受け止めてございます。この点、双方のセンシティビティーに配慮しつつ相互に利益となる協定を実現することについて、メルコスール側と累次にわたって確認をしてきてございまして、交渉開始発表の際に公表した文書にもこの旨明記されておりますほか、日・ブラジル首脳会談の際にも高市総理からルーラ大統領に対してしっかりとお伝えをしております。
日本の国益をしっかりと守り抜くという強い決意の下で交渉に臨んでまいりたいと考えてございます。
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舟山康江(国民)
国民民主党の舟山康江でございます。
今日は、まず、日・メルコスールEPAについてお聞きいたします。
六月十六日、高市総理と南米南部共同市場、メルコスールの対日調整国であるブラジルのルーラ大統領が会談し、経済連携協定、EPA交渉の開始を確認する共同声明が発出されました。
南米とのEPAは、これまで、メキシコ、チリ、ペルーとそれぞれ締結済みではありますけれども、本交渉は、これまで、農業者を始め国民に対してその必要性を含め丁寧な説明や情報提供が、まあ十分だったのかといえば必ずしもそうではない、そんな状況だったんじゃないのかなという思いと、また唐突感否めな…
この発言のページ
48渡渡邊滋外務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
昨年十二月に、メルコスールとの間で貿易、投資を含む幅広い分野における経済関係の深化について議論を行うため、日・メルコスール戦略的パートナーシップ枠組みを立ち上げてございます。
同枠組みの下、本年一月と三月に二回の会合を行いまして、議論の進展がございましたので、これを踏まえまして、六月十六日、委員御指摘のとおりでございますが、G7エビアン・サミットの機会に行われた日・ブラジル首脳会談に際しまして、両首脳は日本とメルコスールの間のEPA交渉を開始することを発表してございます。
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舟山康江(国民)
戦略的パートナーシップ枠組み立ち上げから、立ち上げと、一回目、二回目と、三回の会合の後にこの交渉開始が宣言されたということでありますけれども、若干唐突感があるなという印象は拭えません。
そして、交渉の目的について、また改めて外務省からお聞かせください。
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- (上の発言)
50渡渡邊滋外務省大臣官房審議官
メルコスールでございますけれども、人口約三億人、GDPは約三兆ドルの経済規模を有する魅力的な成長市場でございます。また、日本産農産物・食品の輸出促進を含め、新規市場開拓の上でも大きな可能性があると考えてございます。また、メルコスールは、農産品の生産が大きい地域ではございますけれども、重要鉱物、エネルギー、穀物等の資源も豊富に有していることから、メルコスールとの経済関係強化は経済安全保障の強化にも寄与すると考えてございます。
さらに、メルコスール加盟国は我が国との間で長い信頼と友好の歴史を有しておりまして、価値や原則を共有するとともに、最大の日系社会を介した特別なきずなを有してございます。加えまして、こうしたメルコスールとの経済関係強化は、グローバルサウスとの連携強化といった戦略的な意義も有するものでございます。
もちろん、メルコスールとのEPAにつきましては、農畜産業を始めとしまして国内の生産現場に強い不安を感じる声があることにつきまして、政府全体として重く受け止めてございます。この点、双方のセンシティビティーに配慮しつつ相互に利益となる協定を実現することについて、メルコスール側と累次にわたって確認をしてきてございまして、交渉開始発表の際に公表した文書にもこの旨明記されておりますほか、日・ブラジル首脳会談の際にも高市総理からルーラ大統領に対してしっかりとお伝えをしております。
日本の国益をしっかりと守り抜くという強い決意の下で交渉に臨んでまいりたいと考えてございます。
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舟山康江(国民)
ありがとうございます。
今御説明いただきましたとおり、かなり大きな市場だということ。そういった意味では、日本からの様々なビジネスチャンスもありますし、また、重要鉱物等の経済安全保障、その面でも大きな寄与が見込めると、そういったところで交渉が始まったという、そんな理解ですけれども、今御説明いただきましたとおり、逆に、南米は非常に大きな、農業に関しては、特に畜産とかサトウキビとか大変大きな農産物市場であって、特にブラジルを中心として、生産もさることながら、輸出についてもかなり大きなウエートを占めておりますので、一歩間違えば大変大きな、日本の農業生産現場にも…
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52渡渡邊滋外務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
現時点で具体的な体制はまだ確定してございませんけれども、関係省庁と協力しながら、日本の国益をしっかりと守り抜くとの強い決意の下、交渉に臨んでいく所存でございまして、必要な体制をこれから整えてまいりたいと考えてございます。
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舟山康江(国民)
是非、その交渉体制の確立に当たっては、様々な関係を有する多くの省庁の参画もしっかりと検討いただきたいと思っております。
その上で、農水省としてはどのような姿勢で交渉に臨む予定でしょうか。
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