お答えいたします。
まず、議員御指摘のあった前沢牛についてでございますけれども、元々奥州牛として生産していた地域についても前沢牛として生産、販売をしたいということで、生産者団体から、GIに登録されている生産地を前沢地区から奥州市及び金ケ崎町に拡大したいという変更の申請が行われているということについては承知をしております。
一般論でございますけれども、GIは、産品の特性、生産方法及び生産地域を登録して、これらの要件を満たさないものは地理的表示を使用できないという強い規制をもたらす知的財産でございます。このような規制は、第三者だけではなくて登録をした登録事業者についても課されるということで、登録者の意向のみで登録内容を変更できるというものではないということは御理解をいただきたいというふうに思います。
その上で、登録産品のGI生産の、生産地の変更、拡大ということもあり得るわけですけれども、これについては、これまで別ブランドとして販売していた産品が登録GIと同一のものとして広く市場等で認識されているか、新しく拡大する地域がGI産品の産地として市場関係者、消費者に認知されているかというのが重要でございまして、GI産品に不可欠な特性と地域のつながり、これが説明できないまま生産地を拡大するということはブランド価値を引き下げることにつながりかねないというリスクがあるということも考慮をする必要があると考えております。
これまでも生産者団体に対して助言等を行っておりますけれども、丁寧に対応して、地理的財産としてのGI制度と地域ブランドの活用というものの両立を図れるようにしっかり対応していきたいと考えております。
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横沢高徳(立憲)
おはようございます。立憲民主党の横沢高徳でございます。
本日も現場の声を基に質問させていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
まずは、日本の地理的表示保護制度、GI制度について伺います。
二〇一五年からスタートしたGI制度ですが、今では農林水産省分野では百六十七産品の登録と活用が進んでいます。
まずは大臣に、GI登録制度の推移と活用実態について御認識を伺います。
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山下雄平(自民)農林水産副大臣
お答えします。
地理的表示、GI保護制度は、地域ならではの環境で育まれた品質、社会的評価といった特性を有する産品の名称を知的財産として保護する制度でありまして、これまで、先ほど横沢委員が御指摘のありましたとおり、国内の百六十七産品が登録されております。
農林水産省では、GI登録の効果を最大限に発揮していくために、製造、小売などと連携したGIを原料とする商品開発でありますとか、インバウンド向けツアーへのGI産品の活用などを推進するとともに、大阪・関西万博の機会を利用したPRやSNSを活用したプロモーションなどによりGIの認知度の向上に取り組んできました…
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横沢高徳(立憲)
ありがとうございます。
そこで質問なんですが、登録制度導入から十一年目を迎えまして、生産者団体の置かれている状況にも変化が見られています。例えば、地元岩手県の前沢牛の生産地では、飼料の高騰などにより生産現場は厳しい状況が続いている中で、地域ブランドと地域の生産基盤を守っていくために生産者団体がいろいろと努力を重ねています。中には、GI制度の変更が必要なケースも出てきております。変更手続が生産者団体へのハードルとなってしまっている現実も中には出てきています。
このようなことはこれから全国的にも起こり得ることだと考えますが、大臣、国内生産基盤と地域ブラン…
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- (上の発言)
27杉杉中淳農林水産省輸出・国際局長
お答えいたします。
まず、議員御指摘のあった前沢牛についてでございますけれども、元々奥州牛として生産していた地域についても前沢牛として生産、販売をしたいということで、生産者団体から、GIに登録されている生産地を前沢地区から奥州市及び金ケ崎町に拡大したいという変更の申請が行われているということについては承知をしております。
一般論でございますけれども、GIは、産品の特性、生産方法及び生産地域を登録して、これらの要件を満たさないものは地理的表示を使用できないという強い規制をもたらす知的財産でございます。このような規制は、第三者だけではなくて登録をした登録事業者についても課されるということで、登録者の意向のみで登録内容を変更できるというものではないということは御理解をいただきたいというふうに思います。
その上で、登録産品のGI生産の、生産地の変更、拡大ということもあり得るわけですけれども、これについては、これまで別ブランドとして販売していた産品が登録GIと同一のものとして広く市場等で認識されているか、新しく拡大する地域がGI産品の産地として市場関係者、消費者に認知されているかというのが重要でございまして、GI産品に不可欠な特性と地域のつながり、これが説明できないまま生産地を拡大するということはブランド価値を引き下げることにつながりかねないというリスクがあるということも考慮をする必要があると考えております。
これまでも生産者団体に対して助言等を行っておりますけれども、丁寧に対応して、地理的財産としてのGI制度と地域ブランドの活用というものの両立を図れるようにしっかり対応していきたいと考えております。
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横沢高徳(立憲)
まさにそのとおりでありますが、まず、法案の目的としても、生産者の利益を守り地域産業の発展に寄与すること、これが掲げられておりますので、その点も含んで、学識経験者の意見ももちろん大事ですが、本来の目的達成のために努力している現場の皆様に是非寄り添って、足を運んで伴走していただくなど、柔軟かつ前向きな対応をお願いしたいんですが、大臣、一言いかがでしょうか。
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
このGI、私の地元でも米沢牛があるんですけれども、済みません、私はすごい地元のことだと詳しいわけですけれども、やっぱりその歴史的背景とか、どういう作り方をするかとか、かなり厳格にそのエリアと生産者の生産する方法をですね、それをしっかりと登録することでそのブランド価値を守るということなわけですね。ですから、今回、この岩手の事例が、果たして本当にそれがこの前沢牛の価値をやっぱり守り切れるのかどうかということがこれまず一番大事なんだというふうに思います。
このGI制度、もちろん生産者の保護なんですけれども、やっぱりこのGI制度そのものの、何でしょうね、ハード…
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横沢高徳(立憲)
現場の生産者の皆様も、決してそのルールを逸脱するわけじゃなくて、生産基盤をいかに守って地元のブランドを守っていくかというのに一生懸命取り組んでいますので、是非とも前向きに取り組んでいただきたいと思います。
続いて、米政策について伺います。
生産現場や町のお米屋さんを回りますと、令和八年度産米の動向、価格や今後の経営に対する不安の声を多くいただいています。
まずは、大臣、令和八年度産米をめぐる状況をどう捉えているのか、今後の対応についても伺います。
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