お答えいたします。
委員御指摘のとおり、非常にその海洋環境の激変が指摘されておりまして、それに伴いまして魚の成長、あるいは分布域が変化するということでございますので、やはり迅速にその海洋環境ですとか資源の動きというものを把握するということが重要になってございます。
このため、まず、自動で二十四時間連続した海洋観測可能な調査機器、あるいは実際に海に出て操業しております漁船から得られる魚群探知機のデータ、さらには市場に水揚げされましたその漁獲物の体長をAIの画像解析で自動的に計測すると、こういったものを活用いたしまして、まず、その資源調査につきましてはリアルタイム化あるいは資源評価精度の向上というものに努めているところでございます。
さらに、委員御指摘のように、データをどうやってその漁業者の方にお届けするかという観点から申し上げますと、観測ブイで得られました水深別の水温データのリアルタイムに近い形の公表、あるいは定期的に水温、魚の来遊量や分布等のデータを分析いたしまして将来の漁場形成や漁獲の見通しについてまとめました漁海況予報の作成及び提供につきまして、国立研究開発法人水産研究・教育機構等から行っているということでございます。
さらに、資源評価結果につきましては水産庁のホームページで公表するとともに、資源評価結果が出ましたそのTAC対象魚種、これにつきましては説明会を実施をいたしまして、漁業者の方への説明に努めているところでございます。
引き続き、令和七年度補正予算や現在御審議いただいております令和八年度当初予算を活用いたしまして、水産資源調査、評価の強化ですとか調査結果の迅速なフィードバック、これに努めてまいりたいと考えてございます。
95
横沢高徳(立憲)
大臣、中国が、やっぱり日本側が約束した技術的な資料がまだ提出していないというような発言をされていますが、この点についてはどのような状況でしょうか。
この発言のページ
96
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
この中国による水産物の輸入に関しては、中国側と技術的なやり取り、これを継続しているところでありますが、その逐一は明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思います。
いずれにしても、この中国による日本産水産物の輸入規制については、二〇二四年九月に日中両政府で発表しました日中間の共有された認識をしっかり実施をしていくことが何よりも重要であるというふうに考えております。
政府として、先ほども申し上げましたが、引き続き、中国側に対して、現在申請中の輸出関連施設の速やかな再登録を含む輸出の円滑化を働きかけていくとともに残された十都県の水産物の輸入規制の撤…
この発言のページ
97
横沢高徳(立憲)
是非粘り強くよろしくお願いいたします。粘り強く。
あと、海水温の変化、先ほどもありましたが、について伺います。
大臣は所信で、日本近海の海水温上昇に触れられておりました。二〇二三年以降、特に三陸沖の海水温の上昇、平均六度上がっていると、これ世界の中でも最も上がっているそうです。また、七年九か月ぶりに黒潮の大蛇行が終息しまして、去年はスルメイカが急に何か捕れ出したというところでございます。
水産現場からは、やっぱり刻々と変化する環境の調査の精度のアップ、先ほど答弁もありましたけれども、あとは漁業者へのフィードバックのスピードアップ、これを是非お願いし…
この発言のページ
- (上の発言)
98藤藤田仁司水産庁長官
お答えいたします。
委員御指摘のとおり、非常にその海洋環境の激変が指摘されておりまして、それに伴いまして魚の成長、あるいは分布域が変化するということでございますので、やはり迅速にその海洋環境ですとか資源の動きというものを把握するということが重要になってございます。
このため、まず、自動で二十四時間連続した海洋観測可能な調査機器、あるいは実際に海に出て操業しております漁船から得られる魚群探知機のデータ、さらには市場に水揚げされましたその漁獲物の体長をAIの画像解析で自動的に計測すると、こういったものを活用いたしまして、まず、その資源調査につきましてはリアルタイム化あるいは資源評価精度の向上というものに努めているところでございます。
さらに、委員御指摘のように、データをどうやってその漁業者の方にお届けするかという観点から申し上げますと、観測ブイで得られました水深別の水温データのリアルタイムに近い形の公表、あるいは定期的に水温、魚の来遊量や分布等のデータを分析いたしまして将来の漁場形成や漁獲の見通しについてまとめました漁海況予報の作成及び提供につきまして、国立研究開発法人水産研究・教育機構等から行っているということでございます。
さらに、資源評価結果につきましては水産庁のホームページで公表するとともに、資源評価結果が出ましたそのTAC対象魚種、これにつきましては説明会を実施をいたしまして、漁業者の方への説明に努めているところでございます。
引き続き、令和七年度補正予算や現在御審議いただいております令和八年度当初予算を活用いたしまして、水産資源調査、評価の強化ですとか調査結果の迅速なフィードバック、これに努めてまいりたいと考えてございます。
99
横沢高徳(立憲)
去年は特にスルメイカが期中改定になったり、TAC魚種、そしてまた年魚なんかのやっぱりすぐ情報が欲しい方たち、たくさん声が田名部さんのところにも届いたり、いろんなところに届いておりますので、是非、農水省として、スピードアップ、情報の提供と、あとはTACに反映するそのスピード感を上げていただきたいと思いますが、一言、大臣、最後いただいて、質問を終わりたいと思います。
この発言のページ
100
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
この海洋環境、刻々と変化をしますので、今先生から御指摘いただいたとおり、我々も、あとはデータがやっぱり大事だというふうに思いますから、そうした点をしっかり、漁業者の皆さんになるべくタイムリーにできるようにしたいと思います。
この発言のページ
101
横沢高徳(立憲)
終わります。ありがとうございました。
この発言のページ