小坂善太郎林野庁長官

2026年3月24日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 23 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 235 発言)

お答えいたします。

議員御指摘のとおり、山元立木価格が低迷している中で再造林を始めとした持続的な林業経営、これを実現するためには、適正な立木価格、これを確保していることが重要だというふうに考えております。

このため、川下の需要拡大を通じて木材の付加価値を高めるとともに、川上、川中、川下、各段階において生産・流通コストを低減する、そういった効果を山元立木価格に反映していくということが重要だと考えております。

このため、具体的には、川下におきましては、従来輸入材が多く使われている住宅部材、はり、桁等、これを国産材に転換していくことであるとか、非住宅、中高層の木造化を進めること、さらには、川中におきましては高効率な木材加工施設の整備等を進めること、さらには、川上におきましては、路網整備、高性能林業機械の導入、こういう取組を総合的に進めているところでございます。

また、こうした取組に加えまして、川上から川下までの関係者が合理的な価格形成について理解を深めるための協議会の開催でありますとか、木材の価格転嫁、取引の適正化に向けたガイドラインの策定、周知、こういったサプライチェーンの構築に向けた取組も進めているところでございます。

また、新たな基本計画におきましても、需要側が、今環境意識が高まっております。合法、持続性が担保された木材を使いたいというニーズがございます。こういうものも生かして、再造林コストであるとか、森林、木材の持続性に関する情報の共有、相互理解、合理的な価格形成を図る、そういった国産材を主導としたサプライチェーンをつくっていく、そういったことの方向で今検討が進められておりまして、こうしたものを位置付け、施策をより一層強めていきたいというふうに考えているところでございます。

前後のやりとり

19の発言を見る

27の発言を見る