石川泰三警察庁警備局警備運用部長

2026年6月16日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 76 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

お答えいたします。

お尋ねの事案につきましては、令和七年七月二十六日に、佐賀県の玄海原子力発電所の警備員による飛行中の機体が発する三つの光の目撃情報に基づきまして、九州電力株式会社が核物質防護情報として原子力規制委員会に対して通報を行ったものでございます。

佐賀県警察におきましては、当該警備員等が確認した光は航空機と同様の発光パターンであったほか、光が目撃された時間帯に複数の航空機が周辺を飛行、旋回していたことが確認されており、警備員等による光の目撃時刻、方向、飛行ルートなどと矛盾していないことから、引き続き捜査中であり、ドローンの可能性を排除はできないものの、航空機をドローンと勘違いした可能性が高いと見られるところでございます。

本事案を踏まえまして、警察におきましては、原子力事業者に対し、改めてドローン対処資機材の整備の働きかけを行うとともに、これまで共同して実施してまいりました訓練に加えて、夜間におけるドローンと航空機の識別方法などに関する教養訓練に原子力事業者や警備員などの関係者にも参加いただく取組を推進しているところでございます。

本事案の発生後、同様の事案は発生していないと承知をしておりますけれども、本改正法案によりまして、警察官が実施可能な措置に対象施設の管理者等に必要な措置をとることを命ずることが含まれる旨が条文上明確化され、警察と原子力事業者が連携し、より迅速、的確、かつ効果的な対処を行うことが可能になると考えているところでございまして、引き続き、原子力事業者や関係機関と連携し、対象原子力事業所における警戒警備に万全を期してまいりたいと考えております。

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