今村英章財務省国際局次長

2026年6月9日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 105 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

お答え申し上げます。

レアアースを含む重要鉱物のサプライチェーンの強靱化は非常に重要な課題でございまして、日本、特に財務省といたしましても積極的に取り組んでいるところでございます。

具体的には、本年一月の米国での重要鉱物財務大臣会合におきましては、片山財務大臣が議論を主導し、二〇一〇年以降の中国の日本向けレアアースへの措置に対する日本の経験を共有しつつ、G7及び同志国で取り組むべき政策の考え方を提示させていただきました。

また、四月の重要鉱物に係るG7アウトリーチ会合では、片山大臣が共同議長を務めまして、重要鉱物のサプライチェーンの多様化に向けて、世界銀行など国際機関の連携強化に向けたコミットメントを示したところでございます。

こうした議論の結果が、議員御指摘の五月のG7財務大臣・中央銀行総裁共同声明に盛り込まれていることでございますが、日本としては、引き続き、こうしたことで積極的に議論に貢献してまいりたいと考えております。

それから、お尋ねの最低価格制度でございますけれども、具体的な議論は今後行われていくことになりますけれども、例えば、同志国間で安定的かつ予見可能な重要鉱物の市場を確保できること、同志国企業による重要鉱物関連プロジェクトへの投資を促すこと等が期待されます。一方で、最低価格で重要鉱物を購入する民間部門がどの程度のコスト負担が可能か、中下流産業の競争力をどのように維持していくか等の課題もあると認識しております。

いずれにいたしましても、様々な視点を総合的に踏まえつつ、関係省庁と緊密に連携しながら、効果的な対応について前向きに検討を進めてまいりたいと考えております。

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