川本裕子人事院総裁

2026年3月24日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 24 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 26 発言)

人事院総裁の川本裕子でございます。

人事院の業務概況及び令和八年度人事院予算の概略について御説明申し上げます。

人事院は、国民に対し公務の民主的かつ能率的な運営を保障するため人事行政の公正を確保し、あわせて、労働基本権の制約に対する代償措置として職員の利益の保護等を図ることにより労使関係の安定に寄与してきております。また、人事行政の専門機関として時代の要請や変化に対応した人事行政施策を展開してきております。

今後も、引き続きその責務を適切に果たしてまいる所存です。具体的には、公務組織が、多様で優秀な人材が働きたいと思える選ばれる場所となるよう、次の四つの柱から成る人材マネジメント改革に取り組んでまいります。

第一に、高い使命感とやりがいを持って働ける公務を実現するため、国家公務員行動規範の職員への浸透を図るとともに、公務のブランディングとして、公務一丸となって、公務の魅力の浸透と発信に一体的に取り組んでまいります。

第二に、実力本位で活躍できる公務を実現するため、職務、職責をより重視した新たな人事制度への転換に取り組んでまいります。

第三に、働きやすさと成長が両立する公務を実現するため、特に、月百時間などの上限を超える超過勤務の最小化に向け、引き続き調査、指導の強化を進めます。

第四に、採用プロセスのアップデートとして、採用の仕組みを包括的に見直し、誰もが挑戦できる開かれた公務を実現します。受験者の利便性向上のため、コンピューター・ベースト・テスティング、いわゆるCBT方式の採用試験を導入してまいります。

以上、人事院の業務の概況について御説明申し上げましたが、これら人事行政等のための経費を計上した令和八年度における人事院の歳出予算要求額は、九十四億五千二百万円でございます。

北村委員長始め、理事、委員の皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。

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