安野貴博 (チームみらい)

2026年5月19日・第221回国会 参議院 総務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 137 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 161 発言)

チームみらいの安野貴博でございます。

先ほど脇委員も触れられておりましたが、昨今、AIの進化によって、サイバー攻撃と防御の能力、急速に高まってきております。その中で、政府が変化に対して迅速に対応できることが非常に重要だと考えておりまして、本日はその観点から御質問したいと思います。

先月、四月の七日、アメリカのアンソロピック社が、高度なサイバー攻撃と防御の能力を備えたAIモデルであるクロード・ミュトスを発表をいたしました。これに対し、先日、五月十二日に、総理から直接、対策の指示がありました。つい昨日も関係省庁会議の初会合が開かれたと承知をしております。そこでは、重要インフラ業界の関係者、政府機関、そしてソフトウェアベンダーへの注意喚起も公表されました。政府と民間の対応が前に進みつつあるものとして評価し、御尽力されている関係者の皆様に敬意を表したいと思います。

一方で、政府の初動対応のスピードには改善の余地があるのではないかと考えております。例えば、アメリカのベッセント財務長官は、クロード・ミュトスの発表された四月七日、当日に大手銀行との緊急会合を開催しております。また、イギリス政府は四月十五日に企業経営者向けの周知文を、オープンレターを発出しております。そして、その後も、すぐにオーストラリア、カナダ、シンガポール、EUなど、政府関係者が相次いでパブリックにメッセージを発出しておりましたが、日本が動き出したのはその後のことになります。

もちろん公表されていない動きもあると、多いと承知をしておりますが、我が国の対策パッケージの公表、これ六週間掛かっているというふうに認識しております。急速なAIの変化に対しては迅速な初動対応が重要であることを考えた上で、そこでまず、政府全体の体制についてNCOにお伺いいたします。

今回のクロード・ミュトス発表を受けた一連の政府対応のスピード感に関してどのような評価をされておられるか、そしてまた、今後類似の事態が起きたときに初動を早めるための方策についてどう考えるか、お伺いいたしたいと思います。

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