お答え申し上げます。
金融庁におきましては、二〇〇五年十月二十八日に主要行等向け監督指針を策定いたしまして、例えば、金融機関が融資や債権回収などの取引関係の見直しを行う場合には、顧客の知識、経験、財産の状況等を踏まえ、法令にのっとり、一連の手続を段階的かつ適切に執行する態勢が整備されていること、また、手続の各段階におきまして顧客から説明を求められた場合には、その客観的、合理的理由を説明することが必要である旨を明記するなど、内部管理体制の構築を求めてきているところでございます。
金融庁の、行政の対応でございますけれども、必ずしもその問題の端緒となった金融商品ごとにどういった対応をしてきたのかということについて記録されているものがございませんので、把握できている範囲の中でのお答えというふうになりますけれども、まず、バブル期に行われた変額保険とそれに関連する融資に関しましては、この監督指針に基づき行政処分を行ったという実績は確認されておりません。ただし、旧三菱銀行によるこういった融資を含めまして、融資の見直しに際して各種手続を段階的かつ適切に執行する態勢が十分なものになっているのかといった点につきましては、銀行の対応について様々な情報、お話が寄せられた場合などに、我々としては、必要に応じて金融機関の対応状況をその都度ヒアリング等によって確認してきたものというふうに認識しているところでございます。
なお、今申し上げました監督指針の記載は預金取扱金融機関向けのものでございますけれども、保険会社に対しまして変額保険について行政処分を行った事例といたしましては、一九九六年十二月に、当時の朝日生命に対しまして、募集人等に対する教育指導体制が不十分であったことから、その充実強化を図るよう業務改善命令を発出していることを確認しております。
48
上田清司(国民)
国民民主党・新緑風会の上田清司です。
今日は、変額保険の問題についてまずはお伺いしたいと思います。
もう三十年近くたってしまいましたが、融資一体型の変額保険について、バブル期の折から、不動産高騰に乗じて、資産家に対して相続税の不安をあおって、相続税対策の名目で融資拡大を狙って販売した、そういう商品でありますが、その筆頭が三菱銀行でありました。
資料を見ていただきたいんですが、①、生命保険会社がまずはお客様に向かって、相続税対策として変額保険がいいですよと、死亡時に三億円入りますと、一時払いとして一億三千万お金を払っておけば相続時にその分が差し引かれ…
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49
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
委員からも今、大変丁寧な経緯の御説明をいただいたんですが、当時の大蔵省銀行局がどういう指導をしてきたかということですが、まず、そのバブルの発生期辺りの一九八六年ですね、この頃に、変額保険の販売に対して健全な募集を確保しなきゃいけないということで、将来の運用成績についての断定的な判断を提供する行為は禁止するということを含めた通達が出ておりまして、また、一九九六年には、改正保険業法施行等を踏まえまして、改めて再度これを保険会社に発出しております。
また、その上で、当該通達との関係が明示されていることではないですけれども、変額保険の募集に関して金融機関に対し…
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上田清司(国民)
ありがとうございます。
不適切な内容が幾つもあったと。この件について、後ほどで結構でございますが、やはり金融庁として、何年何月に、具体的に企業の名前は言わなくても結構ですから、何件ちゃんと是正命令を出したかとか、何件してきたかとか、そういうものを後できちっと資料をください。今聞くと時間もったいないもので、省略します。
そして、続いて、これは監督局長に聞きたいんですけど、やっぱり、二〇〇五年にちゃんと主要行向けの総合的監督指針ということで、それ相応に金融庁として丁寧な、まあ非常にばか丁寧な指針を作っておられて発出されていると。私もしっかり読ませていただ…
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- (上の発言)
51石石田晋也金融庁監督局長
お答え申し上げます。
金融庁におきましては、二〇〇五年十月二十八日に主要行等向け監督指針を策定いたしまして、例えば、金融機関が融資や債権回収などの取引関係の見直しを行う場合には、顧客の知識、経験、財産の状況等を踏まえ、法令にのっとり、一連の手続を段階的かつ適切に執行する態勢が整備されていること、また、手続の各段階におきまして顧客から説明を求められた場合には、その客観的、合理的理由を説明することが必要である旨を明記するなど、内部管理体制の構築を求めてきているところでございます。
金融庁の、行政の対応でございますけれども、必ずしもその問題の端緒となった金融商品ごとにどういった対応をしてきたのかということについて記録されているものがございませんので、把握できている範囲の中でのお答えというふうになりますけれども、まず、バブル期に行われた変額保険とそれに関連する融資に関しましては、この監督指針に基づき行政処分を行ったという実績は確認されておりません。ただし、旧三菱銀行によるこういった融資を含めまして、融資の見直しに際して各種手続を段階的かつ適切に執行する態勢が十分なものになっているのかといった点につきましては、銀行の対応について様々な情報、お話が寄せられた場合などに、我々としては、必要に応じて金融機関の対応状況をその都度ヒアリング等によって確認してきたものというふうに認識しているところでございます。
なお、今申し上げました監督指針の記載は預金取扱金融機関向けのものでございますけれども、保険会社に対しまして変額保険について行政処分を行った事例といたしましては、一九九六年十二月に、当時の朝日生命に対しまして、募集人等に対する教育指導体制が不十分であったことから、その充実強化を図るよう業務改善命令を発出していることを確認しております。
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上田清司(国民)
かえって大臣の方が細かく説明したじゃないですか。全然、あなたは抽象的にしか話をしていないじゃないですか。
六百も事案があって、多くの方々が金融庁に駆け込んでいるんですよ。で、全く処分なし、朝日生命に業務改善命令だけ。そんなばかなということですよ。
先ほどのスキーム図見て分かるじゃないですか、なぜ一億三千万が三億七千万になっちゃうんだと。それ、誰がそういうスキームをつくってやったんだということは明らかじゃないですか。そういうの改善命令を出さないんですか。確認したいと思います。どうぞ、局長。
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53石石田晋也金融庁監督局長
お答え申し上げます。
三菱UFJ銀行、旧三菱銀行におけますこの融資実行後の、融資のこの顧客対応に係る体制につきましては、この競売に至るまでの手続を段階的に執行し、手続の各段階で顧客からの求めに応じその客観的、合理的理由を説明しているのかといった点について我々としてはこれまでに確認してきているところでございますが、現時点までに特段行政処分等は行っていないところでございますが、当庁といたしましては、引き続き、金融機関において適切な業務運営が確保されるようしっかりと確認していく必要があると、監督していく必要があると考えております。
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上田清司(国民)
よく聞こえなかったんですけど、行政処分をしたというんですか。したとすれば、何件やったんですか。
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