お答えいたします。
対日外国投資委員会、日本版CFIUSの運営につきましては、具体的な現在検討を進めているところでございますけれども、制度所管官庁である財務省と安全保障政策の総合調整を担う国家安全保障局を共同議長としまして、重要物資のサプライチェーン等の知見を有する経済産業省、それから防衛産業のサプライチェーンや安全保障上の機微技術等の知見を有する防衛省、国際情勢等の知見を有する外務省、これらを主構成員とした上で、その他それぞれの事業所管官庁の参加も得て運営していくことを考えてございます。
御質問のありました米国のCFIUSにおきまして、御指摘のとおり、司法省やエネルギー省なども構成員となってございますけれども、米国の制度につきまして詳細な説明をする立場にございませんけれども、司法省は主に情報通信分野の担当事業所管として参画しているものと承知してございまして、日本の場合、これを引き直しますと、経済産業省や総務省が情報通信分野の事業所管官庁として参加いただけるものと考えてございます。同様の考え方で、米国エネルギー省につきましては、日本の場合は対応する事業所管官庁は経済産業省と考えてございますので、事業所管官庁として関与いただくことを想定してございます。
このように、事業所管官庁、それぞれの所管官庁が必ず参加をいただく形になっておりまして、その他、先ほど申し上げました主構成員、共同議長が相互に連携をして、しっかりとした審査体制を構築していけるものと考えてございます。
42
森ゆうこ(立憲)
終わります。
この発言のページ
43
宮本周司(自民)
以上とします。
この発言のページ
44
江原くみ子(国民)
国民民主党・新緑風会の江原くみ子でございます。
質問の機会をいただき、ありがとうございます。早速、通告に従いまして、外為法改正案について質疑をさせていただきます。先ほどの西田委員、森委員とも若干重なる面もあるかと思いますけれども、始めたいと思います。
経済グローバル化が進む一方で、安全保障の概念は、従来の軍事領域から経済、技術、インフラ、データへと急速に拡大をしています。先端技術の流出や重要インフラ企業が外国資本に不当に買収、支配されるリスクは、我が国の国益に直結する死活問題だと考えます。こうした中、我が国も外為法改正を重ね、事前届出対象の拡大、出資…
この発言のページ
- (上の発言)
45緒緒方健太郎財務省国際局長
お答えいたします。
対日外国投資委員会、日本版CFIUSの運営につきましては、具体的な現在検討を進めているところでございますけれども、制度所管官庁である財務省と安全保障政策の総合調整を担う国家安全保障局を共同議長としまして、重要物資のサプライチェーン等の知見を有する経済産業省、それから防衛産業のサプライチェーンや安全保障上の機微技術等の知見を有する防衛省、国際情勢等の知見を有する外務省、これらを主構成員とした上で、その他それぞれの事業所管官庁の参加も得て運営していくことを考えてございます。
御質問のありました米国のCFIUSにおきまして、御指摘のとおり、司法省やエネルギー省なども構成員となってございますけれども、米国の制度につきまして詳細な説明をする立場にございませんけれども、司法省は主に情報通信分野の担当事業所管として参画しているものと承知してございまして、日本の場合、これを引き直しますと、経済産業省や総務省が情報通信分野の事業所管官庁として参加いただけるものと考えてございます。同様の考え方で、米国エネルギー省につきましては、日本の場合は対応する事業所管官庁は経済産業省と考えてございますので、事業所管官庁として関与いただくことを想定してございます。
このように、事業所管官庁、それぞれの所管官庁が必ず参加をいただく形になっておりまして、その他、先ほど申し上げました主構成員、共同議長が相互に連携をして、しっかりとした審査体制を構築していけるものと考えてございます。
46
江原くみ子(国民)
ありがとうございます。
それぞれの事業についてそれぞれの専門の官庁が共同してやるというふうに理解をいたしました。
実質的な審査においては、法執行やエネルギー安全保障、そして科学技術の視点が一ミリも漏れることのないよう、柔軟かつ密接な情報共有の体制を維持していただきたいと強く申し上げます。
続きまして、審査の肝となりますインテリジェンス能力について伺います。
投資家が提出してくる書類を眺めているというだけでは、その背後にある複雑な資本関係や実質的な支配者、あるいは迂回投資の意図を見抜くことは不可能です。アメリカのCFIUSが機能しているのは、背後に…
この発言のページ
47緒緒方健太郎財務省国際局長
お答えいたします。
外国投資家から提出されました事前届出の審査に当たりましては、これまでも、財務省や事業所管官庁が届出書の精査や質問状のやり取り等を通じまして、外国投資家の事業方針に影響を及ぼす最終親会社等を把握して、実態を踏まえた審査を実施するように努めてきたところでございます。
また、このような届出書の審査のほかにも、引き続き、財務局を始めとする地方支分部局を通じた日本企業に対する投資動向等に係る情報収集や分析、それから関係機関との情報連携を通じた調査機能の強化にも取り組んでまいりたいと考えてございます。
さらに、対内直接投資審査制度を所管する…
この発言のページ
48
江原くみ子(国民)
ありがとうございます。
情報収集の具体的中身は言及難しいと思いますけれども、要は、民間から上がってくる書類のチェックだけという点を心配をしております。答弁の中でも、いろいろなことをやっていただいているということでございますけれども、海外機関との情報交換なども含めて、我が国独自の情報スクリーニング能力を抜本的に高めなければ、外資による重要技術の合法的な買いたたきを防ぐことはできません。組織の枠を超えたインテリジェンスの集約を強く求めたいと思います。
ここからは財務大臣にお伺いをいたします。
日本版CFIUSにおいては、財務省と、先ほど来からありますけ…
この発言のページ