お答え申し上げます。
お尋ねの現行の防衛力整備計画の四十三兆円程度と申しますのは、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に対峙していく中で、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、様々な検討を行った上で、必要となる防衛力の内容を積み上げ、防衛費の規模を導き出したものでございます。
具体的には七つの分野、一つはスタンドオフ防衛能力、それから二つ目が統合防空ミサイル防衛能力、三つ目が無人アセット防衛能力、それから四つ目が領域横断作戦能力、五番目が指揮統制・情報関連機能、六番目が機動展開能力、国民保護、それから七つ目が持続性、強靱性と、これ七つでございますけれども、これを中心に強化していくとともに、防衛生産・技術基盤、それから防衛省・自衛隊の人的基盤等を重視して必要な内容を積み上げたものでございます。
また、八・九兆円、八兆九千億円程度、令和九年度とされている、防衛力整備計画の中でされているところでございますけれども、この令和九年度の予算の内容につきましては、これまだ来年度の予算編成の過程において検討していくこととなりますため、現時点において予断を持ってお答えすることは困難でございますけれども、直近の令和八年度の予算案について申し上げれば、整備計画対象経費として歳出ベースで八兆八千億円を計上しております。
その主な使途といたしましては、各種ミサイル、無人アセット、それから戦車、護衛艦、戦闘機などの購入といった装備品等購入費として約一・七兆円、それから、人的基盤の強化の観点も含めて、いわゆる隊員の給与であったり退職金であったり営内での食事といった人件・糧食費として約二・四兆円、また、隊員の教育訓練、それから艦船、航空機などの油、それから装備品の修理といった維持費などとして約二・八兆円といったものが挙げられるところでございます。
241
大島九州男(れいわ)
大臣が今おっしゃったように国民は理解しているんですよ。それは、役所的にはこれはこうです、こうですって言うけど、要は何が言いたいかというと、国民はこの苦しい中で二・一%の所得税を払っていますよと、これはもう東日本大震災の復興のためだからと。勝手にこれを、今度防衛費をいただきますから、この部分をちょっと一%下げてこっちに回しますよというふうに、みんなそういうふうに受け取りますよ。いや、何勝手にそんな防衛費に、私たちはそんなことは支持していませんよという国民の声は聞こえてきませんか、大臣。
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242
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
いずれにしても、その防衛財源の確保ということについて今日もいろいろな御議論、御意見をいただきましたけれども、厳しさを増している安全保障環境ということについては理解しますということをおっしゃった上で御質問いただいた方がほとんどだったように思うので、何らかのその安定財源の確保ということを全く無視していらっしゃるというか、まあ国債の方がいいという方もいらっしゃるかもしれませんけど、あとの方はみんなそうだったと思われますので。
結局は、その所得税についてもこのような形に、例の、前のときの、今度は新しい防衛の新たな三文書の改定が行われますが、岸田政権のときの改定…
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243
大島九州男(れいわ)
国民にこれ聞けば、いや、喜んでその分拠出しますよなんという人はほとんどいないと思いますよ。まあ仕方がないというようなお話だったみたいですけど。
この防衛力強化に係る財源確保ということで、じゃ、何をそれに使っていくのと。二〇二三年から二〇二七年度までの五年間における本計画の実施に必要な防衛力整備の水準に係る金額は四十三兆円程度とするというふうに言われていますよね。四十三兆円って何に使うのかと。また、二〇二七年度は八兆九千億程度というふうに言っていますけど、これ、単年度でこれぐらいって、じゃ、何に使う、どういうふうに国民に説明するんですか。
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- (上の発言)
244寺寺田広紀防衛省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
お尋ねの現行の防衛力整備計画の四十三兆円程度と申しますのは、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に対峙していく中で、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、様々な検討を行った上で、必要となる防衛力の内容を積み上げ、防衛費の規模を導き出したものでございます。
具体的には七つの分野、一つはスタンドオフ防衛能力、それから二つ目が統合防空ミサイル防衛能力、三つ目が無人アセット防衛能力、それから四つ目が領域横断作戦能力、五番目が指揮統制・情報関連機能、六番目が機動展開能力、国民保護、それから七つ目が持続性、強靱性と、これ七つでございますけれども、これを中心に強化していくとともに、防衛生産・技術基盤、それから防衛省・自衛隊の人的基盤等を重視して必要な内容を積み上げたものでございます。
また、八・九兆円、八兆九千億円程度、令和九年度とされている、防衛力整備計画の中でされているところでございますけれども、この令和九年度の予算の内容につきましては、これまだ来年度の予算編成の過程において検討していくこととなりますため、現時点において予断を持ってお答えすることは困難でございますけれども、直近の令和八年度の予算案について申し上げれば、整備計画対象経費として歳出ベースで八兆八千億円を計上しております。
その主な使途といたしましては、各種ミサイル、無人アセット、それから戦車、護衛艦、戦闘機などの購入といった装備品等購入費として約一・七兆円、それから、人的基盤の強化の観点も含めて、いわゆる隊員の給与であったり退職金であったり営内での食事といった人件・糧食費として約二・四兆円、また、隊員の教育訓練、それから艦船、航空機などの油、それから装備品の修理といった維持費などとして約二・八兆円といったものが挙げられるところでございます。
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大島九州男(れいわ)
自衛隊の皆さんの給与とかその待遇を上げるというところにお金を使うというのは、それは大いに結構。で、ミサイルとかそういうものに多額のお金を使うことは、国民はウエルカムではないと思いますよ。
そしてまた、今このイランとアメリカの、これは紛争なのか戦争なのか、政府はどういうふうにそれを捉えているのか、ちょっと防衛省の意見も聞きたいんだけど、こういう、それこそ不測の事態ですよ。この不測の事態に備えて防衛省はどういうふうな対応を、こういう予算の中でそれを使おうとか、どういうふうに予算を持っているの、それ。防衛省、どうですか。
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246三三宅浩史外務省大臣官房審議官
恐縮でございます。
大島委員の方から先ほど冒頭に御質問ありました戦争か紛争かという点にございましては、米国及びイスラエルとイランとの間の攻撃の応酬について、現在、我が国は詳細な事実関係を十分に把握する立場にないことから、御指摘の用語を含め、確定的な評価を申し上げることは困難であるということを御理解願いたいと思います。
その上で申し上げれば、現在、米国及びイスラエルとイランとの間の攻撃の応酬が周辺国を巻き込む形で拡大しながら三週間以上にわたり継続しており、我が国としてこうした地域全体の情勢が急速に悪化していることを深く懸念しております。今何よりも重要な…
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247寺寺田広紀防衛省大臣官房審議官
先生御指摘のそのイランへの派遣とその緊急の対応のための予算というのは、今この時点ではちょっと我々今持参しておりませんけれども、ただ、この令和八年度の予算の中でいろいろな予算が計上されておりますので、その中でしっかりと対応していきたいというふうに考えております。
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