諸富徹京都大学公共政策大学院院長

2026年5月20日・第221回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 61 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 94 発言)

スキルを上げるということを考えなきゃいけないんですけれども、ちょっと気になっていますのは、今後可能性としてあるのは、AIの進展で新入社員を採るのを控える動きというのが、兆候というか、出てきているんですよね。

これがどれくらい広がるのかがちょっと分からないんですけど、日本は、企業はみんな新人が好きで、若い人をどんどん採りたがっていたんですね。我が大学もどんどん人を取られまして、大学院になかなか入ってくれなくて困っていたぐらい取られていたんですけれども、ちょっと気になるのは、AIに単純作業とか、知的な意味での単純作業、代替できるので、訓練を掛けている暇があったらAIにやらせるというトレンドがひょっとしたら出てくるかもしれないので、そこをちょっと代替されることによる若者の若年失業率の上昇というのがちょっと気になっています。

なので、そこを見据えて、じゃ、本当に人でやるべきことに対してどういうスキルを上げるかということについて、政府がある程度教育訓練を担うというようなことも考えるかなというふうに今考えております。

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