日本共産党の白川容子です。
今日は、参考人の皆さん、本当にお忙しい中、貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。
この人口動態、正確につかむということですとか、とりわけこの人口減少対策ということについて、私たち本当に向き合わなければならない大切なテーマだというふうに思っているんです。しかし、この出生率の低さ、これを基軸にした議論という、こういうのは、女性の性と生殖に関する権利、これを制約されがちになるんですよね。
人口減少問題のこの議論の中で、いかにこの人権を削り取られないようにするのか。つまりは、大前提として、結婚するかしないか、そして子供を産むかどうか。これはもう一人一人の自由だと、選択だというこの基軸をいかに大切にするのかということが、私自身も問い続けながら、今日はお尋ねをさせていただきたいというふうに思っております。
国の調査やいろいろな様々な調査、それから若い皆さんにお聞きをしましても、理想の子供の数、これを持たない理由として最もやっぱり選択率が高いというのが、子育てや教育にお金が掛かり過ぎるからということをよくやっぱり目の当たりにしますし、お聞きもします。理想の子供が三人以上で、そして、子供を三人持たないというのは、子育てや教育にお金が掛かり過ぎるからという選択率が五九・三%というようなことで、これは国立社会保障・人口問題研究所の数なんですけれども、そういうふうに三人以上子供を持つことの壁に経済的理由がやっぱり大きくなっている、そういうことも皆さんからもお知らせいただいたと思います。
教育、それから、若い皆さんにどうして子供を、結婚しても子供を持たない理由は何ですかというふうにお聞きをすると、そういうお金掛かるからということですとか、あと、今でしたら地球温暖化の問題など、そういうのを考えれば、もう本当に子供を今産んでもいいんだろうかと。子供たちが生きていくことができないような、そういう地球環境になるということを自分たちは気付いていながらも子供を産んでもいいんだろうかという、そういう意見ですとか、あとリプロの観点ですよね、そういう視点に立ったところでいろんな御意見いただきます。
ですから、一つのことだけをやれば何か対策になるとかいうようなことではなくて、やっぱりもうあらゆるところで手だてを打っていかなければならないというふうに思っているんです。全体的に見ると、やっぱり子供を産み育てるということが不安、希望が持てないという社会になってしまっているのではないかということにすごく危惧をしております。
ひとつ山田先生にお聞きをさせていただきたいんですが、先生のこの表題にもなっています少子化の日本的特徴、子供につらい思いをさせたくないというのが大きなテーマにもなっているんですけれども、子供たちにつらい思いをさせたくないというこの中身というのは、具体的に言うとどういうことなんでしょうかね。
77山山田昌弘中央大学文学部教授
SNSに限らず、私、最近、AIの発達というものが仕事の世界だけではなくてプライベートな世界も変えていくかもしれないというふうに思っていて、その付き合い方を今後どうしていくか。
先日調査したばっかりなんですけれども、結婚している人でも、一番信頼できる相談相手としてAIを回答する女性、まあ女性というか妻ですが、結構いたということですよね。だから、もうそうなると、何でしょうか、愛情とか家族とか、そういう関係というものがバーチャルな方に行ってしまって、逆にリアルというものがだんだんなくなっていく可能性もあるかもしれない。
私、実は先日、香港で国際人口危機フォ…
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宮出千慧(参政)
本当に社会の在り方が大分変わっていくんだろうなということで、そういったこともこれから考えていきたいと思います。
本日は、興味深いお話をありがとうございました。
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野上浩太郎(自民)
白川容子君。
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- (上の発言)
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白川容子(共産)
日本共産党の白川容子です。
今日は、参考人の皆さん、本当にお忙しい中、貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。
この人口動態、正確につかむということですとか、とりわけこの人口減少対策ということについて、私たち本当に向き合わなければならない大切なテーマだというふうに思っているんです。しかし、この出生率の低さ、これを基軸にした議論という、こういうのは、女性の性と生殖に関する権利、これを制約されがちになるんですよね。
人口減少問題のこの議論の中で、いかにこの人権を削り取られないようにするのか。つまりは、大前提として、結婚するかしないか、そして子供を産むかどうか。これはもう一人一人の自由だと、選択だというこの基軸をいかに大切にするのかということが、私自身も問い続けながら、今日はお尋ねをさせていただきたいというふうに思っております。
国の調査やいろいろな様々な調査、それから若い皆さんにお聞きをしましても、理想の子供の数、これを持たない理由として最もやっぱり選択率が高いというのが、子育てや教育にお金が掛かり過ぎるからということをよくやっぱり目の当たりにしますし、お聞きもします。理想の子供が三人以上で、そして、子供を三人持たないというのは、子育てや教育にお金が掛かり過ぎるからという選択率が五九・三%というようなことで、これは国立社会保障・人口問題研究所の数なんですけれども、そういうふうに三人以上子供を持つことの壁に経済的理由がやっぱり大きくなっている、そういうことも皆さんからもお知らせいただいたと思います。
教育、それから、若い皆さんにどうして子供を、結婚しても子供を持たない理由は何ですかというふうにお聞きをすると、そういうお金掛かるからということですとか、あと、今でしたら地球温暖化の問題など、そういうのを考えれば、もう本当に子供を今産んでもいいんだろうかと。子供たちが生きていくことができないような、そういう地球環境になるということを自分たちは気付いていながらも子供を産んでもいいんだろうかという、そういう意見ですとか、あとリプロの観点ですよね、そういう視点に立ったところでいろんな御意見いただきます。
ですから、一つのことだけをやれば何か対策になるとかいうようなことではなくて、やっぱりもうあらゆるところで手だてを打っていかなければならないというふうに思っているんです。全体的に見ると、やっぱり子供を産み育てるということが不安、希望が持てないという社会になってしまっているのではないかということにすごく危惧をしております。
ひとつ山田先生にお聞きをさせていただきたいんですが、先生のこの表題にもなっています少子化の日本的特徴、子供につらい思いをさせたくないというのが大きなテーマにもなっているんですけれども、子供たちにつらい思いをさせたくないというこの中身というのは、具体的に言うとどういうことなんでしょうかね。
81山山田昌弘中央大学文学部教授
例えば、四、五年前でしたら、本当に具体的に卑近な話をしますと、四、五年前でしたら、あの有名なゲーム機を持たせられないのはかわいそうだですよね。つまり、普通の子、普通の、普通というか、多くの子供が持っているゲーム機とかが持っていないと、仲間外れにされるというよりも、一緒に遊べなくなってしまうという可能性がとても高い。だから、まあ多くの人が持っていると言われると買ってあげざるを得ないと。昔は例えばキャッチボールでグローブとかだったらそんなにお金は掛からないんですけれども、今はそういう意味でいわゆる多くの子供が持っているものというのの価格水準が上がってきちゃっ…
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白川容子(共産)
それともう一つなんですが、これ衝撃的でして、結婚相手に望む年収というところで、十五ページにも示されていますけれども、四百万円以上でないと、先生も論文の中にも、いろんな文献の中にも書かれていらっしゃいますけれども、四百万以上でないと結婚の対象にもならないよということだというふうに思うんですけれども、この四百万以上というところで先生何か御見解があれば。四百万以上というのはどういう基準なんでしょうか。一番多いのが、この突出しているのが四百万円なんですけれども。
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83山山田昌弘中央大学文学部教授
もちろん、最近はもしかしたら上がっているかもしれませんけれども、大体五、六百万ぐらい年収がないと、二人子供を育てて不動産を買って、大学に入れ高等教育受けさせるぐらいというふうに多くの人は思っていると思います。それで、いまだ日本はパートが、女性はパートが主なので、男性四百万、女性百何十万のパートでそれぐらいないとやはり無理だろうなと思うところが平均的だと思います。
ただ、平均、全世代の平均年収自体が四百万とか五百万ぐらいなので、結局半分ですよね。だから、それに達しない。だから、それを乗り越えるためには、男女とも例えば三百万以上収入あるとか、そういう形で乗…
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