宿本尚吾国土交通省住宅局長

2026年7月23日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 15 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 118 発言)

お答えをいたします。

御指摘いただきましたとおり、ライフサイクルカーボン評価結果の届出義務につきましては、五千平方メートル以上の事務所ビルを対象とする予定でおります。

五千平米、五千平方メートル以上の大規模な事務所は、着工棟数に比べて温室効果ガス排出量が大きいことに加えまして、構造種別が多様で、すなわち、鉄筋コンクリート造もございますし、鉄骨造もございますし、さらには木造もございます。また、内装、外装が充実しており様々な建材が活用されておりますので、建材の排出量データの蓄積が期待されること、設計上の削減措置が多様であり、知見の蓄積が期待されることなど、ほかの建築用途への波及効果が大きいことから、まずは今回の届出の対象としたものであります。また、これまで行われてきましたライフサイクルカーボン評価の実績や環境不動産に係る認証件数につきましても、事務所用途が最も多いことから、建築主や設計者、施工者にとっても抵抗感なく算定を開始できる対象であるとも考えております。

一方で、大規模マンションを含む住宅につきましては、一律にライフサイクルカーボン評価実施を求める届出義務の対象にはしておりません。

御指摘の届出義務の対象拡充につきましては、今後講じる多様な施策によるライフサイクルカーボン評価や設計の知見の蓄積状況など、制度開始後の運用状況に加えて、事業者の負担、経済活動への影響なども踏まえ検討をしてまいりたいと考えております。

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