おはようございます。
ただいま議題となりました建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。
二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向け、我が国の温室効果ガス排出量の約四割を建築関連分野が占めていることを踏まえ、これまで取り組んでまいりました建築物の使用段階の省エネ対策に加え、今後は建設から解体に至るまでのライフサイクル全体での脱炭素化の取組を進める必要があります。
また、二〇三〇年において新築建築物についてZEH・ZEB水準の省エネ性能を確保する等の目標を掲げており、これに向けた環境を整備する必要があります。
このような趣旨から、この度この法律案を提案することとした次第です。
次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。
第一に、建築物のライフサイクルカーボンを削減するため、建築主、建築士、建設業者、建材・設備メーカー等の関係者の責務等を定めるとともに、ライフサイクルカーボンを算定、評価するための統一的な基準を定めた指針の策定、特定の用途に供する大規模な建築を行う場合の建築主のライフサイクルカーボンの評価結果の届出等の措置を講ずることとしております。
第二に、ZEH・ZEB水準の新技術の開発、実装を促すため、現在の仕組みでは評価が困難な特殊な技術を用いた建築物の省エネ性能を国土交通大臣が個別に認定し、認定を受けた建築物を建築物エネルギー消費性能向上計画の認定対象とする措置を講ずることとしております。また、二〇五〇年に建築物のストック平均での省エネ性能をZEH・ZEB水準とするため、住宅の供給量の割合が特に大きい事業者を上位住宅トップランナーとして指定し、供給の目標及びそのための取組を定めた計画の策定、計画に基づく取組の状況の報告を義務付ける等の措置を講ずることとしております。
第三に、建築物の環境性能の見える化を進めるため、国土交通大臣の登録を受けた認証機関が建築物のライフサイクルカーボン及び省エネ性能を認証し、これを建築主等が表示できる制度を創設することとしております。
その他、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。
以上がこの法律案を提案する理由です。
この法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議をよろしくお願い申し上げます。
0会会議録情報政府参考人など
令和八年七月十六日(木曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
七月十五日
辞任 補欠選任
赤松 健君 山本 順三君
若井 敦子君 岡田 直樹君
天畠 大輔君 木村 英子君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 辻元 清美君
理 事
滝波 宏文君
山本佐知子君
蓮 舫君
後藤 斎君
三浦 信祐君
委 員
阿達 雅志君
岡田 直樹君
見坂 茂範君
酒井 庸行君
永井 学君
長谷川 岳君
山本 順三君
…
この発言のページ
1
辻元清美(立憲)
ただいまから国土交通委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、赤松健さん、天畠大輔さん及び若井敦子さんが委員を辞任され、その補欠として山本順三さん、木村英子さん及び岡田直樹さんが選任されました。
─────────────
この発言のページ
2
辻元清美(立憲)
建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。金子国土交通大臣。
この発言のページ
- (上の発言)
3
金子恭之(自民)国土交通大臣
おはようございます。
ただいま議題となりました建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。
二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向け、我が国の温室効果ガス排出量の約四割を建築関連分野が占めていることを踏まえ、これまで取り組んでまいりました建築物の使用段階の省エネ対策に加え、今後は建設から解体に至るまでのライフサイクル全体での脱炭素化の取組を進める必要があります。
また、二〇三〇年において新築建築物についてZEH・ZEB水準の省エネ性能を確保する等の目標を掲げており、これに向けた環境を整備する必要があります。
このような趣旨から、この度この法律案を提案することとした次第です。
次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。
第一に、建築物のライフサイクルカーボンを削減するため、建築主、建築士、建設業者、建材・設備メーカー等の関係者の責務等を定めるとともに、ライフサイクルカーボンを算定、評価するための統一的な基準を定めた指針の策定、特定の用途に供する大規模な建築を行う場合の建築主のライフサイクルカーボンの評価結果の届出等の措置を講ずることとしております。
第二に、ZEH・ZEB水準の新技術の開発、実装を促すため、現在の仕組みでは評価が困難な特殊な技術を用いた建築物の省エネ性能を国土交通大臣が個別に認定し、認定を受けた建築物を建築物エネルギー消費性能向上計画の認定対象とする措置を講ずることとしております。また、二〇五〇年に建築物のストック平均での省エネ性能をZEH・ZEB水準とするため、住宅の供給量の割合が特に大きい事業者を上位住宅トップランナーとして指定し、供給の目標及びそのための取組を定めた計画の策定、計画に基づく取組の状況の報告を義務付ける等の措置を講ずることとしております。
第三に、建築物の環境性能の見える化を進めるため、国土交通大臣の登録を受けた認証機関が建築物のライフサイクルカーボン及び省エネ性能を認証し、これを建築主等が表示できる制度を創設することとしております。
その他、これらに関連いたしまして、所要の規定の整備を行うこととしております。
以上がこの法律案を提案する理由です。
この法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議をよろしくお願い申し上げます。
4
辻元清美(立憲)
以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時三分散会
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