家田仁政策研究大学院大学シニア・フェロー

2026年7月14日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 16 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 194 発言)

むしろ、蓮舫先生がおっしゃるのでいうと、重点化しない限り現実的にできないと、むしろそっちですね。逆かもしれません。

というのは、八潮の事故が起こった後に、とにかく五十万キロ、約四十九万キロですが、どうなっているのかというのをもう一回ちゃんと調べようってなったんですよね。だけど、五年に一回四十九万キロを測定している、しかも、先ほど滝沢先生がおっしゃったように、全部が調べ切れているわけでもない。そうなってくると、本当に心配なところ、つまり、年数がたっていて、径が大きくて壊れたら大変なことになる、しかも前回の調べでは何だかよく分からないというような、言わば心配なところを約千キロを選んで、それだけ緊急に夏までに調べようよってやったんですよね。ここでももう既にめり張りを利かせております。

そういう中で、ある種の覚悟が必要だったんですが、結果的には、そうやってめり張りを利かせていかない限り、そしてまた人口が減っていく中では、今まで管路を広げるというところばっかりに一生懸命やってきたところを、場所によっては浄化槽に切り替えてもいいんじゃないかというような、姿形を変えていくと、あるいは要らないものは捨てていくというようなことも込みにしてやっていく。そしてまた、仮に維持するものにしても、大事なものは予防保全的なものを徹底的にやるし、五年に一回なんて言わないでモニタリングぐらいやったっていいんですが、そうでもない。径が非常に小さいところでは、仮に壊れたとしても影響は非常に小さいので事後的に直したっていい。つまり、予防保全、一張羅でできもしないようなことを言っているよりは、現実的にやるべきことをやれるようにやるということだと思います。

ただ、それにしても、国民の意識を変えていかない限りにはそれすらできないと。ということで、先ほどのアンケートの結果を言いますと、まずは自治体の意識も変えていかなきゃいけないというところで、まだまだ道は遠いなというところでございます。

以上です。

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