岡野まさ子国土交通省大臣官房総括審議官

2026年4月23日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 117 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 123 発言)

お答え申し上げます。

委員から御指摘ございました宅配ボックスを悪用する事例ということにつきましては私ども詳細は承知していないんでございますが、そういった声もしっかりと耳を傾けまして、そのようなことがないように、好事例についての横展開と普及活動に努めていきたいというふうに考えてございます。ただ、宅配ボックスにつきましては、再配達の削減に向けては非常に効果があるものであるというふうに考えてございますので、引き続き、きちんと使っていただくことを前提に、しっかり普及促進に努めていきたいというふうに考えてございます。

また一方で、委員の方から御指摘ございました自動配送ロボット、こちらにつきましては、昨年、一部の大規模マンションにおいて実証実験というものを行ってございます。これは国土交通省としても支援を行ったものでございます。

この実証では、自動配送ロボットが一定の条件下では問題なく配送を行えること、また宅配ドライバーの配達時間の削減に効果があること、住民にも一定程度受容され得ること等が確認されましたが、他方で、事前想定と異なる環境に対応できない場合があること、またロボットのスペース分、エレベーターの乗車人員が減ってしまうと、こういった課題も明らかになったところでございます。

こうした課題も踏まえながら、システムの更なるアップデートによります安定稼働の確保、また他社の荷物も一括して配達をするようなモデルの構築、また御指摘あった費用につきましても、宅配事業者、利用者、不動産ディベロッパー等の費用分担の在り方、こういったものにつきまして、事業者において実用化に向けた検討が含められているというふうに承知をしているところでございます。

国土交通省といたしましては、物流の効率化に向けまして、新たな技術を活用した先進的な取組に関する実証実験を支援してきているところでございますが、引き続き、自動配送ロボットなどの早期実用化に向けましても民間事業者による取組を後押ししてまいりたいというふうに考えてございます。

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