これは私もいろいろ今見ていて、技術進歩が非常に速いので、どこがと固定的に言えないんですが、比較的小国、シンガポールとかリトアニアとかエストニアとか、これが結局国から基礎自治体まで何層にも分かれず比較的シンプルになっているので、こういうようなところで割とデジタル化をもう一気に進められているというところがあります。
それから、お隣の中国もいろいろ進んでいると言われるところもありますが、人権に対する基本的な考え方とかのところでベースのところがちょっと違うところがあると、なかなかそう単純には応用できないかもしれません。
私は、研究としてはアメリカとよく比較するんですけど、アメリカの場合は基本的にベンダー優位といいますか、自治体の中の相互連携は一つのベンダーを中心に結構完成度高くやるんですが、政府間の調整ですね、これが非常に苦手になっています。むしろ、日本が二十標準業務を国が音頭を取って進めたように、政府間のものについて効果的にやっていくという意味では、日本は結構それなりにうまくいっていると。ただ、やっぱりどうしても国の影響力が強いので、整えられていくものが縦割りになりがちになると。横割りに使いやすいようなものは自治体にとっても住民にとっても使いやすいはずなんですが、それをどうやって確保していけばいいかというのが今の課題になっているんじゃないかなというふうに思います。
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竹内真二(公明)
公明党の竹内真二です。
三人の参考人の皆様には、国会まで御足労いただきまして、本当にありがとうございます。
辻参考人から順番にお聞きしていきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
辻参考人の方からは、人口減少社会においてデジタル化というものを進めていくこの重要性ということを中心にお話をいただきましたけれども、やはり人口減少社会において国と地方の行財政が限界を迎えていく中で、デジタル化ということが重要であると、その中で、アナログとデジタルのベストミックスというキーワード、そしてもう一つは県による全体の最適化というキーワードがお話としてあ…
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55辻辻琢也一橋大学大学院法学研究科教授
このベストミックスについては、今いろんな団体がそれぞれ手探りで模索しているのが実情だと思います。
今日述べた例に関して言いますと、確かに地方税共同機構なんかも整っているeLTAXで、e―Taxも含めて税を電子申告する人どんどん増えているんですけど、市の方に行ってみますと、意外に納税申告時期に相談に来る人の数は減っていません。むしろ、税のことも含めて、福祉のことなんかも含めて、結構濃密に相談して帰られるという方も増えてきていて、結局形式的な仕事をDXで対峙した後、結局どういう行政需要が生まれて、それに対してどう対処していくべきかということがにわかに予想で…
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竹内真二(公明)
そうしたら、辻参考人にお聞きしますけれども、これ、例えばこれからそうしたことを日本としてもしっかりと取り組んでいくときに、人口減少というのは日本がかなり先を行っていますので、そういう中でも、諸外国でこういうデジタル化、あるいは行政の分野で参考になる例があるのか、あるいは自治体の中で既にこうしたものにかなり早い段階から取り組んでいて参考になる例があるのかどうかをお聞きしたいと思います。
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- (上の発言)
57辻辻琢也一橋大学大学院法学研究科教授
これは私もいろいろ今見ていて、技術進歩が非常に速いので、どこがと固定的に言えないんですが、比較的小国、シンガポールとかリトアニアとかエストニアとか、これが結局国から基礎自治体まで何層にも分かれず比較的シンプルになっているので、こういうようなところで割とデジタル化をもう一気に進められているというところがあります。
それから、お隣の中国もいろいろ進んでいると言われるところもありますが、人権に対する基本的な考え方とかのところでベースのところがちょっと違うところがあると、なかなかそう単純には応用できないかもしれません。
私は、研究としてはアメリカとよく比較するんですけど、アメリカの場合は基本的にベンダー優位といいますか、自治体の中の相互連携は一つのベンダーを中心に結構完成度高くやるんですが、政府間の調整ですね、これが非常に苦手になっています。むしろ、日本が二十標準業務を国が音頭を取って進めたように、政府間のものについて効果的にやっていくという意味では、日本は結構それなりにうまくいっていると。ただ、やっぱりどうしても国の影響力が強いので、整えられていくものが縦割りになりがちになると。横割りに使いやすいようなものは自治体にとっても住民にとっても使いやすいはずなんですが、それをどうやって確保していけばいいかというのが今の課題になっているんじゃないかなというふうに思います。
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竹内真二(公明)
辻参考人、もう一問、最後ですけれども、これ、インフラやサービス、これから縮減するという、そういう本格化が始まっていく中で、国による財政支援ということが必要だということをたしかおっしゃっていたと思うんですけれども、こうしたものに取り組んでいくときに、やはり政府として、また国として念頭にしっかり置いておかなければならないそうした点や、あるいは課題などがありましたら教えていただきたいと思います。
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59辻辻琢也一橋大学大学院法学研究科教授
私も、それこそ秋田でも富山でもほかのところでも、時々、道路の問題も含めてお話をお伺いしますが、一番感じるのは、妙に業界が頑張っているだとか政治家が突っ張っているとかそういうことではなくて、各住民の方々が、やっぱり、道路は便利だと思ってその利便性は享受しながら、そのところにどのぐらいお金が掛かっていて、これを全体で本当に維持していくことが、いやあ、なかなか難しいんだということの実感が意外にないんですよね。やっぱりみんな、あるものは当然あると思っていますし、もっと便利にしてくれと当然のことながら思うと。
そうした中で、むしろ、政治家が、国が、自治体がという…
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竹内真二(公明)
ありがとうございました。
次に、曽我参考人、お聞きします。
資料の五ページのところにあります、上から三行目になるんですかね、この自治事務に関する政策について、国、地方が共同で効果検証を行う仕組みが必要であると、そのためにデータの標準化と研究機関との連携強化が必要というふうにありますけれども、ここですね、やはり時間の関係で、もう少し、先ほど具体的にお聞きできなかったので、説明していただければと思います。
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