佐々木昌弘厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官

2026年7月16日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 74 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

多少長くなるので早口で申し上げます。

御指摘の安全性評価に必要な情報の収集の観点では、厚生労働省の研究班によれば、先ほどお答え申し上げたような患者由来細胞やインビトロ系での編集精度の検証等が臨床利用に向けた多層的検証のために前臨床段階で要求されるとの見解が、米国や英国の専門家から成る委員会が取りまとめた報告書において示されているものと承知します。

その上で、この法案を御議論いただいた合同会議での議論の整理では、そもそも臨床利用が容認されるためには様々な科学技術的課題に基づいた安全性の評価に関する考え方の構築や社会的倫理的課題に対応する体制の整備等が必要、もう一つ、我が国と諸外国での検討状況や科学技術の進捗なども踏まえ、社会的受容性を確認しながら継続的に検討することが必要とされております。ただいま申し上げた前臨床段階における検証も、こうした安全性評価に用いられるものと考えております。

こうした検証が進み臨床利用が容認される段階となれば、委員御指摘のような胎盤の形成を正常に開始できるか等の検証ですとか、容認後の初期の段階で臨床研究の段階として行い得ると理解しており、そのような研究結果も踏まえつつ、実臨床が検討されるなどのプロセスも考えられます。

いずれにしても、まず先に申し上げた安全性、社会的合意等の観点により臨床利用の是非に関する検討が必要と考えておりますけれども、本法案をお認めいただいた際には、速やかに今申し上げたようなプロセスを周知し、実際にそうなれば取り組んでまいりたいと考えております。

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