おはようございます。この委員会では久しぶりの質問になります。よろしくお願いをいたします。
まず、御遺骨の収集についてお伺いします。
戦没者の遺骨収集につきましては、平成二十八年に成立いたしました遺骨収集の推進法に基づき、御遺骨を一日も早く御遺族にお戻しするために国の責務として取り組んでいます。今、御遺族も御高齢化されているために、当初の法案では、平成三十六年、令和六年までを集中実施期間としておりましたが、コロナ禍で海外渡航できない状況が長くございまして遺骨収集事業が思うように進まない状況を踏まえまして、集中実施期間を五年間延長する法改正を全会一致で行っていただきました。私自身も自民党の戦没者遺骨帰還に関する特命委員会の委員長として関わらせていただいたところです。
また、昨年、私も、パラオ諸島、ペリリュー島を訪問させていただきまして、集団埋葬地における遺骨収集の迅速化に向けまして現地政府の協力を要請させていただきました。多くの戦没者の方々が今なお異国の地に眠っておられる現実に接しまして、御遺骨を一日も早く祖国にお戻しすることの大切さを改めて再認識したところでございます。
そのような中、先般、この委員会で白川委員も御指摘をされておりましたが、去る三月に開催されました遺骨引渡式におきまして、マリアナ諸島戦没者遺骨収集団の団長から、現地では、収容自体が進んでいるものの、遺骨保管場所には約八百柱以上の御遺骨が何年も仮安置されてDNA鑑定結果を待っているとの発言がございました。
過去、御遺骨の取り違いの問題がありまして現在の手順が定められているということは十分承知しておりますが、御遺族の御高齢化も踏まえ集中実施期間を設けている、この法の趣旨に鑑みましても、収集された御遺骨が鑑定待ちで、長期間、祖国の帰還を果たせない状況というのはどうしても改善しなければいけないというふうに思っています。
そこで、まず質問ですが、現地に御遺骨が保管されたままとなって日本に送還できていない御遺骨は今どれぐらいあるのか、またその原因はどこにあると考えておられるのか、お伺いします。
1
小川克巳(自民)
ただいまから厚生労働委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
社会保障及び労働問題等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官森真弘君外十七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言のページ
2
小川克巳(自民)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。
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3
小川克巳(自民)
社会保障及び労働問題等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
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- (上の発言)
4
福岡資麿(自民)
おはようございます。この委員会では久しぶりの質問になります。よろしくお願いをいたします。
まず、御遺骨の収集についてお伺いします。
戦没者の遺骨収集につきましては、平成二十八年に成立いたしました遺骨収集の推進法に基づき、御遺骨を一日も早く御遺族にお戻しするために国の責務として取り組んでいます。今、御遺族も御高齢化されているために、当初の法案では、平成三十六年、令和六年までを集中実施期間としておりましたが、コロナ禍で海外渡航できない状況が長くございまして遺骨収集事業が思うように進まない状況を踏まえまして、集中実施期間を五年間延長する法改正を全会一致で行っていただきました。私自身も自民党の戦没者遺骨帰還に関する特命委員会の委員長として関わらせていただいたところです。
また、昨年、私も、パラオ諸島、ペリリュー島を訪問させていただきまして、集団埋葬地における遺骨収集の迅速化に向けまして現地政府の協力を要請させていただきました。多くの戦没者の方々が今なお異国の地に眠っておられる現実に接しまして、御遺骨を一日も早く祖国にお戻しすることの大切さを改めて再認識したところでございます。
そのような中、先般、この委員会で白川委員も御指摘をされておりましたが、去る三月に開催されました遺骨引渡式におきまして、マリアナ諸島戦没者遺骨収集団の団長から、現地では、収容自体が進んでいるものの、遺骨保管場所には約八百柱以上の御遺骨が何年も仮安置されてDNA鑑定結果を待っているとの発言がございました。
過去、御遺骨の取り違いの問題がありまして現在の手順が定められているということは十分承知しておりますが、御遺族の御高齢化も踏まえ集中実施期間を設けている、この法の趣旨に鑑みましても、収集された御遺骨が鑑定待ちで、長期間、祖国の帰還を果たせない状況というのはどうしても改善しなければいけないというふうに思っています。
そこで、まず質問ですが、現地に御遺骨が保管されたままとなって日本に送還できていない御遺骨は今どれぐらいあるのか、またその原因はどこにあると考えておられるのか、お伺いします。
5伊伊澤知法厚生労働省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
御遺骨の収容から国内の送還までに年単位の時間を要する場合もございまして、御指摘いただきましたお待たせしているという事実を大変重く受け止めてございます。
現在、現地に保管されている御遺骨は約千六百柱相当ございます。
御遺骨の送還に時間を要している理由でございますが、令和二年に取りまとめました遺骨収集事業の抜本的な見直しを受けまして、日本人の御遺骨である蓋然性が高い遺骨につきまして、まずはDNA鑑定用の検体を持ち帰り、科学的な鑑定により日本人と判別した後に、現地で焼骨した上で御遺骨を送還するという新たな手順を整備しておりますことや…
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6
福岡資麿(自民)
今お話ありましたように、DNA鑑定には、DNAの抽出であったり、また判定において高度な技術とか経験を要するというふうに承知しておりまして、実際に行っていただく大学も限られているというふうに聞きますが、先ほども申し上げましたように、収容した御遺骨を一日も早く祖国へ、また御遺族の元へお返しすることを考えると、今、足下のその鑑定能力が約千百というふうに承っていますが、今、毎年、検体数でいうとその千百を大きく超えるというふうなことでございますから、そういう意味でいうと、その収容した御遺骨が増え続けるような今状況になってしてしまっていると、この状況はどうしても解消…
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7伊伊澤知法厚生労働省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
迅速なDNA鑑定に向けた鑑定体制の強化の私どもの取組でございますけれども、令和四年九月に厚生労働省が自らDNA鑑定を行う分析施設を設置するとともに、令和六年四月には戦没者遺骨のDNA鑑定の迅速化等を目的としまして信州大学医学部との連携協定を締結いたしまして、令和七年度からは同大学において戦没者遺骨の鑑定に専従する人材確保事業を実施しております。令和八年度からは、同様の事業を他の大学にも拡大しております。新たな鑑定機関についても、令和六年度と令和七年度に、計二大学に鑑定機関となっていただいているところでございます。さらに、人材育成に…
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