既に制度はあるという御答弁をいただきました。
職場において、管理職は本来ゲートキーパー、自殺対策における命の門番として広く知られております。悩みを抱えている人に管理職が気が付いて、声を掛けて、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る役割の人のことを指します。しかし、私が思うのは、このゲートキーパー自身が孤立している場合が昨今多いのではないかということです。このゲートキーパー自身が孤立していては、誰をも支えることができません。部下の異変に気が付いて、声を掛けて、必要な支援につなぐ、そうした役割を強く担っているのが管理職であり、また中小企業では経営者である場合が多いです。
しかし、私は時々不思議に思うことがあるんです。それは、同じ労働者、人間、働いている人なのに、なぜ支える側には弱音を吐く場所が少ないのだろうかということです。制度はあります。確かにあります。しかし、弱音を吐く場所が少ないと思っています。
先ほど、ちょっと委員会途中、上野厚労大臣が大きなあくびをしているところを見て、例えば上野厚生労働大臣が孤立や、ちょっと疲れたなといったときには、厚生労働省のトップでありますから、一体どなたに相談をするんだろうと頭の中をよぎった次第でございます。
同じ人間なのに、従業員には産業医がいて、相談窓口があって、休職制度があります。しかし、上野厚生労働大臣のように人を支えている側、支える立場の側はどうでしょうか。リーダー、経営者、支援者、ケアをする方など、支える側に弱音を吐く場所が少ないのは、社会通念上、責任の重さ、そしてケアする側、例えば厚生労働大臣は強くあるべきという無意識の規範が関係しているように感じております。
警察庁の統計によりますと、二〇二五年の年間の自殺者数、これ暫定値でございますけれども、過去最少の一万九千九十七人、統計開始以来初めて二万人を下回りました。しかし、二万人です。これ、私の地元の市町村の人口よりも多いです。二万人の方が自ら命を絶っているという現実が日本にはあります。依然として男性の自殺者数は女性のおよそ二倍以上。
私、この孤独・孤立対策、自殺対策を、支援を必要とする人への対策にとどめず、弱っている方を支援するということだけではなく、支援をしている側、例えば管理職、経営者、そして介護をしている方、医療、福祉の従事者など、人を支える側のメンタルヘルスや相談支援を明確な政策対象としてそろそろ強く位置付ける時期に来ていると考えます。
そこでお伺いします。
現在の孤独・孤立対策、自殺対策において、支えている人を支えるという視点を今後どのように強化していくのか、大臣にお伺いしてよろしいでしょうか。
78郡郡山りょう(立憲)
大臣、ありがとうございます。是非前向きに推進していくようにお願い申し上げたいと思います。
ちょっと時間がないので、技能検定、誰でも受けれるチャンスがある技能検定制度についてはまた次回質問をさせていただきたいと思います。
最後になるんですが、実は技能五輪もやっぱり物づくりのイメージあるんですが、やっぱりサービス業、例えば料理だったり、美容師、理容師もそうですし、園芸もそうですし、服飾関係もそうですし、今回入った介護も結構なボリュームの中の競技内容になっているんですね。是非そういったものをもっと周知をして、それぞれの産業にマッチングした若い人たちがそこの…
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79庭庭田幸恵(国民)
おはようございます。国民民主党・新緑風会、庭田幸恵でございます。
私は、国会議員になる前、ある小論文にこう書いております。なぜ日本人は幸せを感じられないのかと。あれから一年余りがたちましたが、今も同じ問いを持っています。日本には、医療、介護、そして福祉制度がございます。しかし、制度があっても、助けてと言えず苦しんでいる人がいると思っています。今日は、誰かを支える、人が孤立しない社会という視点から質問をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、内閣府の調査では、孤独感をしばしば、そして常に感じると答えた人は全体のおよそ四%。また…
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80辺辺見聡厚生労働省政策統括官
孤独・孤立対策推進法に基づきまして政府が定めております重点計画におきまして、孤独、孤立の状態は人生のあらゆる段階において何人にも生じ得るものと記載されているところでございます。
厚生労働省といたしましては、関係省庁の一つとして職場や地域における孤独・孤立対策に取り組んでいるところでございますが、御指摘の人を支える立場にある方も含めまして、孤独、孤立の状態が何人にも生じ得るとの認識の下、社会のあらゆる分野において孤独・孤立対策の推進を図っていくことが重要であると考えております。
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- (上の発言)
81庭庭田幸恵(国民)
既に制度はあるという御答弁をいただきました。
職場において、管理職は本来ゲートキーパー、自殺対策における命の門番として広く知られております。悩みを抱えている人に管理職が気が付いて、声を掛けて、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る役割の人のことを指します。しかし、私が思うのは、このゲートキーパー自身が孤立している場合が昨今多いのではないかということです。このゲートキーパー自身が孤立していては、誰をも支えることができません。部下の異変に気が付いて、声を掛けて、必要な支援につなぐ、そうした役割を強く担っているのが管理職であり、また中小企業では経営者である場合が多いです。
しかし、私は時々不思議に思うことがあるんです。それは、同じ労働者、人間、働いている人なのに、なぜ支える側には弱音を吐く場所が少ないのだろうかということです。制度はあります。確かにあります。しかし、弱音を吐く場所が少ないと思っています。
先ほど、ちょっと委員会途中、上野厚労大臣が大きなあくびをしているところを見て、例えば上野厚生労働大臣が孤立や、ちょっと疲れたなといったときには、厚生労働省のトップでありますから、一体どなたに相談をするんだろうと頭の中をよぎった次第でございます。
同じ人間なのに、従業員には産業医がいて、相談窓口があって、休職制度があります。しかし、上野厚生労働大臣のように人を支えている側、支える立場の側はどうでしょうか。リーダー、経営者、支援者、ケアをする方など、支える側に弱音を吐く場所が少ないのは、社会通念上、責任の重さ、そしてケアする側、例えば厚生労働大臣は強くあるべきという無意識の規範が関係しているように感じております。
警察庁の統計によりますと、二〇二五年の年間の自殺者数、これ暫定値でございますけれども、過去最少の一万九千九十七人、統計開始以来初めて二万人を下回りました。しかし、二万人です。これ、私の地元の市町村の人口よりも多いです。二万人の方が自ら命を絶っているという現実が日本にはあります。依然として男性の自殺者数は女性のおよそ二倍以上。
私、この孤独・孤立対策、自殺対策を、支援を必要とする人への対策にとどめず、弱っている方を支援するということだけではなく、支援をしている側、例えば管理職、経営者、そして介護をしている方、医療、福祉の従事者など、人を支える側のメンタルヘルスや相談支援を明確な政策対象としてそろそろ強く位置付ける時期に来ていると考えます。
そこでお伺いします。
現在の孤独・孤立対策、自殺対策において、支えている人を支えるという視点を今後どのように強化していくのか、大臣にお伺いしてよろしいでしょうか。
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、孤独・孤立対策推進法に基づいて政府が重点計画を定めておりますが、その計画の中におきましては、御指摘の職場での孤独、孤立も含めた社会のあらゆる分野において孤独・孤立対策の推進を進めることとしております。
厚労省におきましては、この孤独、孤立というのは人生のあらゆる段階において何人にも生じるものだと、そうした認識でございます。ですから、職場や地域での取組など、包括的な対策に取り組んでいるわけでありますが、当然ながら、今御指摘のあったとおり、経営層の方、あるいは管理職の方の相談にも対応しているところであります。
こうした委員御指摘の、いわゆるゲートキ…
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83庭庭田幸恵(国民)
この問題は本当に解決するのが難しいなと私自身も感じております。何人にも生じ得るというのがこれ肝でして、孤独、孤立、これいっときは幸せに暮らして仕事をしていても、病気になったり、介護を抱えたり、育児の途中、誰もが孤立、孤独になるということをちょっと感じております。
次に、職場における人間関係についてお伺いしてまいります。
私は富山で会社を起業して、五十人のスタッフと働いてまいりました。その中で感じたのは、ハラスメント防止の重要性が認識される一方で、要は、注意する側の管理職がパワハラを気にし過ぎて、どこまで注意をしていいのか、どんなふうに注意していいのか…
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、職場におけるハラスメント対策については、その防止を図るため、関係法律によりまして、事業主に対して相談体制の整備あるいは事後の迅速かつ適切な対応など、雇用管理上必要な措置を義務付けているところであります。
その上で、ハラスメント対策を適切に実施をしていくためには、やはり職場におけるコミュニケーションというのは非常に大事だというふうに考えています。その上で、コミュニケーションの希薄化など職場環境の問題、こうしたものを解消していくことが重要だと考えております。
それぞれハラスメントの防止指針がございますが、その指針においても、職場におけるコミュニケー…
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